なぜ僕たちはホンダが大好きなんだろう──「CARS AND COFFEE #2 ホンダ編」レポート
自動車ウェブメディア『KURU KURA』が主催するリアルイベント「CARS AND COFFEE」の第2回が、12月5日に東京・芝大門の日本自動車会館で開催されました。今回のテーマは「ホンダ」。初代シティ カブリオレから新型プレリュードまで、新旧ホンダ車とともに、クルマ好きが集いました。
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KURU KURAのイベント第2回は「ホンダ車」がテーマ
12月5日、東京・芝大門の日本自動車会館で、『KURU KURA』によるリアルイベント「CARS AND COFFEE」の第2回が開催されました。前回の「#1 トヨタ編」が好評を博し、今回はなんと日本自動車会議所の後援をいただけることに! 小さな集まりから始まったイベントでしたが、なんだかクルマみたいに一段ギアが上がった感じです。
CARS AND COFFEEというイベントは、もともとアメリカ西海岸ではじまったクルマ文化のひとつ。オーナーたちが愛車でひとつの場所に集まり、コーヒーを片手にクルマ談義を交わすというもの。KURU KURAのイベントでもその空気感を大切に、来場者にはコーヒーとお菓子、そしてオリジナルステッカーが配られました。
東京・芝大門の日本自動車会館で、『KURU KURA』によるリアルイベント「CARS AND COFFEE」の第2回が開催されました。会場にはオーナーのホンダ車3台に加え、デビューしたばかりの新型プレリュードの姿も!
イベントポスターとKURU KURAのオリジナルステッカー
イベント会場では、先着100名様にホットコーヒーとお菓子が振る舞われました
第2回のテーマは「ホンダ車」。会場には、6代目シビック タイプR、初代シティ カブリオレ、5代目プレリュード、そして新型プレリュードが勢揃い。
年式もキャラクターもボディカラーも異なる4台ですが、不思議と感じる一体感。ホンダのクルマづくりにかける独創性や情熱、ブランドの奥行きを静かに物語るラインナップに、ゲストも、観客も、ここにいる全員が興味津々!
ホンダ車オーナー3名が集合!
シティ カブリオレが愛車のオノコウタロウさん
ナタネさんの愛車は金色のプレリュード! 嶋田さん扮するツリーの背中がじわるー
シビック タイプRで現れたカナイメグさんと、サンタ役の私、瀬イオナ
トークショーは正午からスタート。MCを務めるのはモータージャーナリストの嶋田智之さんと、若手モータージャーナリストの私、瀬イオナ。クリスマスシーズンに合わせ、サンタやトナカイの装いで来場者を迎えるなど、ほどよく肩の力が抜けた雰囲気も、このイベントらしさのひとつです。
カナイメグさんとシビック タイプR
バイクはトライアンフに乗ってるんだって! 今度はバイクに乗ってるメグさんの姿も見てみたいなぁー!
最初のゲストは、シビック タイプRのオーナーであるカナイメグさん。なんと夏に購入したばかりで所有歴はまだ3カ月という、まさにフレッシュな状態です。もともと二輪女子として知られ、インフルエンサーとしても活動するメグさん。そろそろ四輪がほしいと思っていたところ、現行型シビックを見てひと目惚れしたそうです。「とにかくフロントマスクにメロメロです」と、笑顔で語ってくれました。
大型バイクでサーキットを走ったり、ふらっとキャンプにも出かけたりもする行動派。「自分はスピード狂です(笑)」と話す男勝りな一面も。今後は愛車のシビックでも、サーキット走行に挑戦する予定で、将来的には国内Aライセンスを取得したいという目標に、来場者も驚かされていました。
オノコウタロウさんと初代シティ カブリオレ
自転車2台も積めるの!? シティ カブリオレが営業車だなんて、使い方がおもしろい!
鮮やかな水色の初代シティ カブリオレに乗るのは、東京・表参道で自転車店「ONO WHEEL(オノホイール)」を営むオノコウタロウさん。なんと彼は、元・自転車競技選手。世界最高峰の自転車ロードレース『ツール・ド・フランス』に憧れ、23歳まで競技に打ち込み、その後日本へ帰国。大好きな自転車の魅力を伝えたいという思いから、自転車店を創業したんだそう。
今回、愛車と並べて展示されていた自転車は、オノホイールで取り扱っている別注モデル。ひときわ目を引く「グリーン」は、ONO WHEELのテーマカラーなんだって。「シティ・カブリオレは自転車を2台積めるので、営業車として最高です。見た目もかわいいし、使い勝手が良くて手放せません!」と、実用性も含めて魅力をアピールしてくれました。
ナタネさんとプレリュード
クルマも好きだけどミニカーも好きらしい。今度コレクション見せてください!
そして最後は、金色のプレリュードに乗るナタネさん。今回のゲストの中でも素顔を見せない、謎多き存在としてスタッフの間で話題になっていましたが、見た目は至って爽やかな好青年。しかし、MCの私や嶋田さんが話を振った瞬間、クルマ好きぶりが炸裂。過去の愛車を型式で即答する姿に、会場はタジタジです。
ちなみに初めての愛車はホンダ・ラファーガCS。その後、プジョー306 XSi、プジョー306 S16、ルノー・ラグナ1 RXE、ホンダ・インスパイア(UA2)、トヨタ・アルテッツァ、ホンダ・アスコット(CE4)を3回(そのうち、無限仕様が1台)、ホンダ・シビック(FL5)と、圧巻の愛車遍歴を誇ります。
5代目プレリュードについては、「これまで乗ってきた中で、いちばん気楽に乗れるクルマ」とのこと。お気に入りはボディカラーや、艶やかな赤が映える内装色、サンルーフなどなど。話は尽きることがありませんでした。プレリュードを選んだきっかけも、「友人が僕に納車されたクルマを見せびらかしに来たから!」という、ノリで増車したエピソードに一同驚かされました。
ゲストも、観客も、ここにいる全員がクルマ好き!
イベントのポスターを作ってくれた、ねぎちゃん(愛車はトヨタ セリカ)! キメ顔の(ぶふっ)ツリーさんと一緒に
わぁー雪だるまとミニトナカイさん!かわいいいいん♥ ミニトナカイさんは最近免許を取ったらしい。今度クルマ買いにこ!
若者たちにイジられい、じけるツリーさん(愛車は新旧チンクエチェントの2台)。あれ、ちょっと怒ってる? ぜったい怒ってるよね?
みんなの愛車をチェーック!
大好きなクルマの話になると、みんな笑顔になるね!
当日の気温は10度前後。冬の入口を感じさせる一日でしたが、会場は終始、熱気に包まれていました。クルマを中心に人が集い、語り合う。その時間自体がカルチャーになっていく「CARS AND COFFEE」は、そんな場であることを改めて実感します。
次回「CARS AND COFFEE #3」の詳細は未定ですが、今回の模様はポッドキャスト「瀬イオナと嶋田智之のクルマでざっくばらんばらん」で配信予定です。ぜひ音声でも、この日の空気感を楽しんでください。
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