トヨタから新型「シエンタ JUNO」が出た! 車内に自分の部屋が作れる“家具モジュール”が楽しすぎる!【新車ニュース】
トヨタは8月5日、人気コンパクトミニバン「シエンタ」を一部改良し、さらにMODELLISTA(モデリスタ)と共同開発したコンプリートカー「JUNO(ジュノ)」を新たに発売した。
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シエンタの一部改良では安全装備を強化
トヨタは「シエンタ」を一部改良し、さらにトヨタおよびレクサスのカスタマイズアイテムを扱うモデリスタと共同開発したコンプリートカー「JUNO(ジュノ)」を8月5日から販売開始した。
今回の一部改良では、以下の新装備・安全機能が追加され、日常使いの利便性と安全性が向上した。
■新装備
・電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を全車に標準装備。特にホールド機能では、前回の設定を記憶する“再始動時オン機能”をトヨタブランドとして初搭載。
■安全装備の拡充
・レーダークルーズコントロール(全車速対応)に加え、先行車が停止した際の“停止保持機能”を標準装備。
・ドライバー異常時対応システムを全グレードで標準装備。
・プロアクティブドライビングアシスト(PDA)に、車線内での常時操舵支援機能を追加。
■人気オプションの標準装備化
・ETC2.0+前後ドライブレコーダーを、Xグレードを除くすべてのグレードに標準装備。
・オートエアコンを全グレードに標準装備。
なお、今回の一部改良により、全グレードで4万9400円~8万7400円の値上げとなる。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)イメージ
注目のコンプリートカー「JUNO(ジュノ)」とは?
さらに今回の発表では、シエンタ Zグレード(ハイブリッド)をベースとした新たなコンプリートカー「JUNO」が登場。モデリスタとの共同開発により、“クルマの中に自分の空間を持ち歩く”という新しいライフスタイルを提案する。
JUNOのネーミングは、“順応”に由来。最大の特徴は、後席と荷室に専用の架装を施し、5種類の着脱式“家具モジュール”を組み合わせることで、自分だけの空間を作れる点にある。仕事に集中したいときも、のんびりくつろぎたいときも、JUNOがその拠点として機能する。
家具モジュールはチル、リフレッシュ、フォーカス、コンフォートの4種類の架装パッケージから選べるほか、モジュール単品での購入も可能だ。

コンプリートカー“JUNO”イメージ

左からベースモジュール(6万9300円)、ベースモジュール ラージ(7万2600円)、クッションモジュール(2万900円)、サイドテーブル(3万1900円)、ワークテーブル(4万4000円) ※すべて税込み価格
架装に伴う留意点としては、2人乗り仕様になるため4ナンバーへの変更が必要で、登録は架装メーカー工場への持ち込みによって行われる。また、架装部位は復元できず、保証も1年または2万kmに限られるなど、制約もある点には注意が必要だ。
JUNOの税込み価格は、2WDが365万4200円、E-Four(4WD)が385万2200円。家具モジュールセット「チル」は16万5000円。
JUNOは使う人のライフスタイルに寄り添い、働く・遊ぶ・休むを自由にカスタマイズできる“持ち運べる部屋”として注目されそうだ。

家具モジュールセット「チル」使用イメージ

家具モジュールセット「コンフォート」使用イメージ