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最終更新日:2025.08.05 公開日:2025.08.05

メルセデス・ベンツが新型GLCを発表へ!9月にドイツで開催される「IAAモビリティ」でワールドプレミア【新車ニュース】

メルセデス・ベンツGLC with EQテクノロジー|Mercedes-Benz GLC with EQ Technology

メルセデス・ベンツ グループはこのほど、9月8日〜14日にドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ2025」において、新型メルセデス・ベンツGLC(電気自動車)を世界初公開すると予告。それに先駆けてティザー写真を公開した。

メルセデス・ベンツGLC with EQテクノロジー|Mercedes-Benz GLC with EQ Technology

文=細田 靖

写真=メルセデス・ベンツ グループ

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新型GLCのフロントグリルは発光タイプに!?

IAAモビリティ2025で初披露されるのは、新型GLCの電気自動車。この新型はメルセデス・ベンツの新時代を告げる、より洗練された新デザイン言語が用いられる最初のモデルだ。

その新しいデザインは未来を見据えたもので、メルセデス・ベンツのデザイン哲学「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」をさらに進化させたもの。

世界初公開に先駆けて公開されたティザー写真は、新型GLCのフロントグリル部分が写されたもの。メルセデス・ベンツのエッセンスを継承しながらも、無駄を削ぎ落としたフォルム、クリーンなライン、そして最先端技術によって、よりモダンなテイストを体現。同社はブランドの顔でもあるフロントグリルを再定義することで、新時代のデザインをアピールする。

これまでメルセデス・ベンツは100年以上にわたり、クローム仕上げのグリルがほぼすべてのメルセデス・ベンツの中心的な特徴となっており、時とともに着実に進化を遂げてきた。シンプルなディテールを備えた当初の垂直なプロポーションから、近年のより複雑な水平構造まで、グリルは数百万台ものメルセデス・ベンツの誇りある象徴となっている。ヘリテージモデルには、伝説的な「メルセデス・ベンツ600プルマン(W 100、1963~1981年)」、「シュトリッヒ8(W 114、1968~1973年)」、そしてメルセデス・ベンツSクラス シリーズの「W 108(1965~1972年)」と「W 111(1959~1968年)」など、記憶に残る、そして愛されてきた数多くのモデルが含まれている。

クロームグリルはブランドのDNAを最も視覚的に表現したもののひとつ。メルセデス・ベンツのグリルを見れば、それが受け継がれる車の由来は明らか。だからこそ、この象徴的な新デザイングリルの導入は、数々のマイルストーンを築き上げてきたメルセデス・ベンツにとって重要な一歩となる。

新型電気自動車GLCの新しいグリルは、内燃機関時代の機能的な特徴から照明付きの芸術作品へと変貌を遂げ、無駄を削ぎ落としたデザイン、すっきりとしたライン、そしてテクノロジーによって、威厳とステータスを表現している。デザイン、テクノロジー、そしてクラフトマンシップの融合は、幅広のクロームフレーム、スモークガラス風の格子構造、そして一体型の輪郭照明という3つの主要な特徴を通して大胆に表現されている。

オプションで、合計942個のドットが後方からバックライトで照らされる照明付きバージョンも用意。このオプションのハイテクピクセルグラフィックはアニメーション化も可能で、電気自動車GLCに生命を吹き込む。さらに、中央のスリーポインテッドスターとパネルの周囲の輪郭も照らされる。

メルセデス・ベンツ グループでチーフ・デザイン・オフィサーを務めるゴードン・ワグナー氏はこのように述べている。

「私たちの新しい象徴的なグリルは、GLCの新たなフロントデザインにとどまらず、ブランドの顔そのものを再定義するものです。未来に向けて再解釈された、永続的なデザインコードの完璧な融合により、メルセデス・ベンツのクルマをひと目で認識できるものにしています」

新型GLCは全く新しいモデルファミリーの第1弾

メルセデス・ベンツGLC with EQテクノロジー|Mercedes-Benz GLC with EQ Technology

メルセデス・ベンツGLC with EQテクノロジー|Mercedes-Benz GLC with EQ Technology

BEVパワートレイン「EQテクノロジー」を搭載した新型GLCは、メルセデス・ベンツにとってミッドサイズセグメントの転換点となるモデルになる。MB.OS(すべてのメルセデス・ベンツの新型車を支えるスーパーブレイン)を搭載した全く新しいモデルファミリーの第1弾モデルとして、洗練されたデザインランゲージで時代をリードする。

新型GLCは、メルセデス・ベンツの信頼性とエレガンス、最先端の電動駆動システム、そしてインテリジェントで直感的なソフトウェアをシームレスに融合。多様なニーズやライフスタイルに無理なく適応できるよう設計され、象徴的で多用途、直感的でスムーズな走りという、電気自動車におけるGLCの伝統を継承する。

デザイン革命はインテリアにも息づいている。新型GLCに乗り込むと、メルセデス・ベンツならではの快適さ、安全性、そして支えられているという感覚が呼び起こされる。全く新しいシームレスなMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)ハイパースクリーンは、新型GLCのインテリアをかつてないほど格上げする。メルセデス・ベンツ車に座るだけで得られる「ようこそ我が家へ」という感覚を体現し、帰属意識を高める。あらゆるドライブに親しみと直感が宿り、電気自動車のGLCは単なるクルマではなく、ドライバーの生活にシームレスに溶け込む、居心地の良い空間へと導く。

「IAAモビリティ2025」で同社は、新型GLCと合わせて、今年3月に発表された新型「CLA」や6月に発表された次世代4ドアスーパースポーツコンセプト「AMG GT XX」、そして7月に発表された新型「CLAシューティングブレーク」を披露。さらに、最速95km/hでの条件付き自動運転を可能にした最先端システム「ドライブ パイロット」を搭載した「EQS」の同乗体験プログラムなどが展開される予定だ。

 

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