ホンダ「プレリュード XX」のプラモデルがタミヤから13年ぶりに再販! 可動式リトラにエンジンルームも高密度で再現【クルマとホビー】
タミヤは7月12日(土)頃に、1/24スケールモデル「ホンダ プレリュード XX」を再販する。税込価格は3850円。
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一世を風靡したホンダのスペシャリティカー
1982年11月にフルモデルチェンジして登場した2代目ホンダ「プレリュード」。その最上級グレードが「XX」だ。
低いノーズにリトラクタブルヘッドライトを組み合わせた外観は、空気抵抗の低減と高速安定性を意識した直線基調のデザインで大きな人気を獲得。スポーティな内装に加え、全車に電動ガラスサンルーフが標準装備されるなど、装備の充実ぶりも注目された。
また、当時としては先進的なメカニズムを導入したのも魅力のひとつ。125馬力を発生する1.8リッター直列4気筒SOHCエンジンを搭載し、足まわりには4輪独立懸架を採用。フロントには当時の量産車では特に珍しい、ダブルウィッシュボーンサスペンションが用いられていた。さらに、日本初となるアンチロックブレーキシステム(ABS)もオプション設定されていた。
こうした先進技術とスタイリッシュなデザインで、プレリュードは1980年代を代表するプライベートカーとして高い人気を博した。

タミヤ1/24スポーツカーシリーズNo.32「1/24 Honda プレリュード XX」。写真はキットを組み立て塗装したもの。(C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.
プレリュード XXの貴重な再販キット
今回再販される1/24スケールモデル「ホンダ プレリュード XX」では、実車のロー&ワイドなスタイリングを忠実に再現。
リトラクタブルヘッドライトは可動式で、組み立て後でも開閉ギミックを楽しめる。エンジンルームも精密に再現されており、1.8リッター直列4気筒SOHCエンジンをはじめ、キャブレターやエアクリーナーケース、バッテリーといった補機類もリアルに造形されている。
さらに、シャーシ下面には駆動系やステアリング機構、排気系の取り回しまでがパーツ化され、細部まで作り込まれている。ダッシュボードやシートなど車内の造形も精巧で、タイヤにはトレッドパターン入りのソリッドゴムが採用されている。
このキットは1983年5月に初めて発売されたモデルと同じもので、今回の再販は13年ぶりとなる。気になる人はこの機会を逃さずに手に入れてほしい。

ウェッジシェイプを基調としたロー&ワイドなスタイルを実車そのままにモデル化。ウインドウやヘッドライトレンズは透明パーツで再現している。

密度が高い仕上がりのエンジンルーム。キャブレターやエアクリーナーケース、バッテリーなどの補機類もリアルに再現している。
INFORMATION
タミヤ ホンダ プレリュード XX
内容:1/24スケール プラスチックモデル組み立てキット
完成サイズ:全長180×全幅82×全高53mm
発売日:2025年7月12日(土)頃
価格:3850円(税込)
https://www.tamiya.com/japan/products/24032/index.html