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最終更新日:2025.07.25 公開日:2025.07.26

クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #28|トヨタ セリカ

トヨタ セリカ ST202と、オーナーのねぎさん。

みんなの愛車を紹介するコーナー! 今回は「トヨタ セリカ」とオーナーの“ねぎさん”が登場。家族旅行の際に起きる、ちょっと珍しいエピソードとは? 元スバルのカーデザイナー・渕野健太郎がインタビュー!

トヨタ セリカ ST202と、オーナーのねぎさん。

文=渕野健太郎

写真=塚原孝顕

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CAR #28|Toyota Celica ST202

■愛車:
トヨタ セリカ ST202 SⅢ(1996年)

■オーナー:
ねぎさん(27歳)

このクルマはいつ購入しましたか?
2020年4月に購入しました。乗り始めて今年で6年目です。

■このクルマを選んだ理由は何ですか
中古車販売をしている知人の紹介で試乗させてもらい、気に入ったので購入しました。

■このクルマのお気に入りポイントは何ですか
軽快なドライブフィーリングが気に入っています。特にコーナーへ入るときの感覚が好きです。

これまでの車歴を教えてください。
このセリカが初めてのマイカーです。

■普段クルマを使ってどんな遊びをしますか?
旅行などの遠出から、買い物、首都高や山道ドライブまで、どこへでも行きます!

■次に欲しいクルマは何ですか?
トヨタ セラ、スバル アルシオーネ、いすゞ ピアッツァ、トヨタ MR2が気になっています。

丸目4灯のヘッドライトが印象的。ボリューミーな面表現は90年代ならでは。

丸目4灯のヘッドライトが印象的。ボリューミーな面表現は90年代ならでは。

ひと目で6代目セリカとわかる丸目4灯がキュート!

6代目トヨタ セリカは、丸目4灯のヘッドライトが特徴的なモデルです。個人的にセリカと聞くと、WRC(世界ラリー選手権)で活躍していた姿が印象深く、スバル インプレッサや三菱 ランサーエボリューションと並ぶ名車というイメージがあります。

デザインとしては、5代目セリカから踏襲されたボリューミーな面表現をしていますが、これは90年代のクルマによく見られる表現手法で、どこかおおらかさがあり、独特な魅力を感じます。オーナーのねぎさんのクルマは深みのある青緑系のシックなボディカラーで、デザインともよくマッチしていました。

トヨタ セリカ|Toyota Celica

トヨタ セリカ|Toyota Celica

家族全員MT乗り! 旅行もマイカーで現地集合!?

──それでは、よろしくお願いします。まずはこのクルマを購入したきっかけを教えてください。

ねぎさん 知人の中古車屋さんから、「セリカが入ったよ」と連絡をもらったのがきっかけです。試乗してみたところ軽快なハンドリングが気に入り、ちょうど社会人になるタイミングだったので、購入を決めました。

──そうなんですね、最初からこのセリカが欲しかったのですか?

ねぎさん 実は他にもトヨタ セラや、スバル アルシオーネ、いすゞ ピアッツア、ホンダ インテグラ(DC2)、マツダ AZ-1などでも悩んでいました(笑)。でも、セリカに乗っているうちに相性の良さを感じて、今ではとても気に入っています。

「マニュアルなの!?」とか、「似合ってるね」と言われると嬉しくなるそうですよ。

「マニュアルなの!?」とか、「似合ってるね」と言われると嬉しくなるそうですよ。

デザインとして気に入っている部分を質問してみると、丸目4灯とリアのフォルムがお好きとのことでした。

デザインとして気に入っている部分を質問してみると、丸目4灯とリアのフォルムがお好きとのことでした。

──乗るほどに魅力を感じるというのは、クルマ好きにはたまらない感覚ですよね。昔からクルマはお好きだったんですか?

ねぎさん そうですね。クルマ好きは昔からですが、両親の影響が大きいです。ただ、5人家族なのに親は全員乗れないクルマを買っちゃうんです(笑)。今の実家のクルマはトヨタ 86(ハチロク)です。

──86だと定員4人ですね(笑)。ファミリーカーではないあたり、ご両親を含めてみなさん走りがお好きなようですね。

ねぎさん 家族全員がクルマを所有していて、みんなMTなのでそうだと思います。家族旅行って普通は1台のクルマで行くじゃないですか? 我が家では各自のクルマで現地集合するのが慣例なんです(笑)。

スポーティな雰囲気のインパネまわりがカッコイイですね。

スポーティな雰囲気のインパネまわりがカッコイイですね。

──家族旅行が現地集合とは、なかなか聞かないスタイルですね(笑)。みなさん筋金入りの走り好きですね。ちなみにこのセリカのデザインで気に入ったところはありますか?

ねぎさん 後ろから見たときのクーペらしいフォルムが気に入っています。ちなみに、以前通っていた美術大学の教授が、このクルマのデザイナーだったので、ちょっとしたご縁を感じています。

──そんな偶然あるんですね! ますます愛着が湧きそうです。では、このクルマに乗っていて苦労しているところはありますか?

ねぎさん この時代のトヨタ車に採用されていた「スーパーストラットサスペンション」の、経年ゆえの持病だと思うのですが、ギシギシと軋み音が出る時があって、ちょっと気になります。あとは車高が低いので、後続車のヘッドライトやサイドミラー越しのライトの反射が眩しいです……。

──車高が低いと夜間の運転などでそういう苦労もありますよね。このセリカは1996年式とのことですが、故障はありますか?

ねぎさん 整備士の知り合いがメンテナンスのタイミングを見てくれていて、事前に整備しているので、大きなトラブルは今のところありません。

──頼れる知人がいるのは心強いですね。最後に、このクルマにまつわる印象深いエピソードなどあれは教えてください。

ねぎさん 旅行が好きで、ひとりでもよく出かけます。仕事が終わったあと、夜に出発して新潟まで行ったこともあります。乗り心地も悪くないので、長距離ドライブにも向いていると思います。まさに“お出かけのパートナー”ですね。

──愛車をパートナーと呼ぶのって素敵ですね。これからも素敵なカーライフをお過ごしください! 本日はありがとうございました。

写真撮影が趣味だというねぎさん。旅行の際にはいつもセリカと一緒だそうです。

写真撮影が趣味だというねぎさん。旅行の際にはいつもセリカと一緒だそうです。

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