新ご当地ナンバーが5地域で交付開始！ 十勝、 日光、江戸川、安曇野、南信州の登場で73種類に。

日光、江戸川など5地域で新ナンバーが登場！

2025年4月までの地域版図柄入りナンバープレートの一覧。ここに新たに5地域が追加された。

”走る広告塔”として地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を全国に発信することを目的とした「地方版図柄入りナンバープレート」に、2025年5月7日から新たな地域が加わった。

交付開始したのは、「十勝」「日光」「江戸川」「安曇野」「南信州」の5地域。このほかに、青森県田舎館村が「弘前ナンバー」地域に編入され、同地域において地方版図柄入りナンバープレートが交付開始となった。

これまで全国で68種類の地方版図柄入りナンバープレートが交付されており、今回の追加で合計73種類となる。また、長野県では初めて地方版図柄入りナンバープレートが導入されることとなった。

【新たな地域名表示を導入する地域】
■十勝＜北海道＞
河東郡（音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町）、上川郡（新得町、清水町）、河西郡（芽室町、中札内村、更別村）、広尾郡（大樹町、広尾町）、中川郡（幕別町、池田町、豊頃町、本別町）、足寄郡（足寄町、陸別町）、十勝郡（浦幌町）
■日光＜栃木県＞
日光市、塩谷郡（塩谷町）
■江戸川＜東京都＞
江戸川区
■安曇野＜長野県＞
安曇野市、東筑摩郡（生坂村）、北安曇郡（池田町、松川村）
■南信州＜長野県＞
飯田市、下伊那郡（松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、 喬木村、豊岡村、大鹿村）

【ご当地ナンバーの対象区域変更を行う地域】
■弘前＜青森県＞
弘前市、中津軽郡・西目屋村、※南津軽郡・田舎館村（※新たに対象区域に追加）

5地域の図柄はどんなデザイン？

地方版図柄入りナンバープレートは、それぞれの地域の名産や観光名所など、特徴を活かしたイラストがデザインされたものとなっている。今回、交付開始した5地域のデザインはどのようなものだろう？

北海道・十勝の地方版図柄入りナンバープレートのデザイン。

■十勝（北海道）

北海道・十勝の地方版図柄入りナンバープレートは、北海道では「苫小牧」「知床」に続き3番目の採用となる。そのデザインは「十勝の価値満載」をテーマに、広大な自然や酪農風景などをイメージしたものとなっている。

栃木県・日光の地方版図柄入りナンバープレートのデザイン。

■日光（栃木県）

栃木県・日光の地方版図柄入りナンバープレートのデザインは、「陽明門」「しめ縄」「尚仁沢湧水」など、栃木県日光市を象徴するモチーフがデザインされている。栃木県では「宇都宮」「那須」に続き3番目の採用となる。

東京都・江戸川の地方版図柄入りナンバープレートのデザイン。

■江戸川（東京都）

東京都・江戸川の地方版図柄入りナンバープレートは、東京都内では（都全域を含め）7番目の採用となる。デザインには「煌めく夜空と靡く金魚」が採用され、江戸川区の伝統文化を表現している。

長野県・安曇野の地方版図柄入りナンバープレートのデザイン。

■安曇野（長野県）

長野県・安曇野の地方版図柄入りナンバープレートのデザインは、「安曇野の風景」をテーマに、日本の原風景ともいえる自然の豊かさや道祖神などを表現している。長野県では「南信州」と並び、初めての地方版図柄入りナンバープレートとなる。

長野県・南信州の地方版図柄入りナンバープレートのデザイン。

■南信州（長野県）

長野県・南信州の地方版図柄入りナンバープレートのデザインは、「水引で表現した南信州の自然」をコンセプトにしたデザイン。安曇野と共に、長野県初の地方版図柄入りナンバープレートとして注目されている。

 

地方版図柄入りナンバープレートはフルカラー版とモノトーン版が用意されている。

地方版図柄入りナンバープレートはフルカラー版とモノトーン版が用意されており、交付手数料に加えて1000円以上の寄付をするとフルカラー版を選択することができる（寄付金なしの場合はモノトーン版）。なお寄付金は、導入地域の地域交通のサービス改善、観光振興などに活用されるという。

地方版図柄入りナンバープレートの申込方法は、Webサイト「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」にアクセスして自身で申請するか、地域のディーラー・整備工場・行政書士に相談することで申し込むことができる。

もちろん新車だけでなく、既にナンバープレートを付けている方も変更可能なので、当該地域で興味のあるドライバーはチェックしてみてほしい。

INFORMATION
希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス
http://www.graphic-number.jp/

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