圏央道(C4)の「つくば西スマートIC」、3月23日開通! アクセス向上で所要時間短縮へ。【道路のニュース】
2025年3月23日(日)15時、圏央道(C4)に「つくば西スマートIC」が開通する。NEXCO東日本とつくば市が発表したもので、同スマートICの整備により、つくば市西部地区を中心とした地域の高速道路アクセスが向上し、所要時間の短縮が期待される。
この記事をシェア
圏央道の利便性が向上! つくば西スマートICの役割

写真中央のつくばエクスプレス「万博記念公園駅」の西側に「つくば西スマートIC」ができる。(c) Kumi - stock.adobe.com
NEXCO東日本とつくば市は、圏央道(C4)「つくば西スマートIC」の開通日を発表した。2025年3月23日(日)15時、ついに常総IC~つくば中央IC間にETC専用のインターチェンジができあがる。
「つくば西スマートIC」は、常総ICの西に7km、つくば中央ICの東に3.5kmの位置につくられる。常総IC~つくば中央IC間の距離は約11km。圏央道では2番目に長い区間で、利用者からは「途中にインターチェンジを設置してほしい」という要望があがっており、利便性の向上に期待が高まる。

つくば西スマートICの位置図。

つくば西スマートICの完成イメージ。
では、所要時間はどれほど短縮される見込みなのか。つくば西スマートICからみて北側のエリア(商業業務系用地)から高速道路までのアクセス時間をみてみよう。つくば中央ICまで約12分。これに対しつくば西スマートICまでは約6分。所要時間は半減するとみられる。

つくば西スマートICの所要時間短縮効果。
この他、つくば西スマートICは、鬼怒川と小貝川の浸水想定区域となっている常総ICの代替路(リダンダンシー)としての役割も果たし、地域の居住者の安心と安全も高まるはずだ。
【つくば西スマートICの概要】
位置:常磐道 常総IC~つくば中央IC間(本線と接続する)
所在地:茨城県つくば市島名地内
運用時間:24時間利用可能
利用形態:一旦停止型
対象車種:ETC車載器を搭載した全車種