北千葉道路の「外環側」で事業が本格化か。 首都圏と成田空港を最短で結ぶ道路計画に期待高まる。【道路のニュース】

首都圏と成田空港を最短で結ぶ「北千葉道路」

首都圏と成田国際空港を最短で結ぶ「北千葉道路」。写真は編集部が撮影。

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「北千葉道路」は、首都圏と成田国際空港を最短で結ぶ、計画延長43kmの道路計画だ。起点の市川市堀之内から鎌ヶ谷市、印西市、成田市を経由して終点の成田市大山に至る。起点は外環道の北千葉JCT（仮）と、終点は新空港自動車道の成田JCTと接続する。

北千葉道路の詳細なルート図。

すでに、鎌ケ谷市初富から成田市押畑までの約29.5kmは開通済み（暫定供用含む）。市川市堀之内～同市大町の約3.5kmと成田市押畑から大山までの約3.7kmは事業中だ。一方、市川市大町から鎌ヶ谷市初富までの5.5kmは未事業化区間として取り残されたままとなっている。

この北千葉道路は、都心と成田国際空港のアクセスルートである「東関東自動車道」と「京葉自動車道」に比べて、大幅に時間と距離を短縮できるだけに、自治体や関係者、沿線住民の期待も高い。

北千葉道路の南側の東関東道や京葉道は、高速バスのルートにもなっているが渋滞しやすい。

「北千葉道路」の外環側で進展が！

成田市押畑付近。写真は2019年3月に撮影されたもの。

この北千葉道路の事業に進展があったのは2024年12月20日のこと。国土交通省 関東地方整備局 首都国道事務所とNEXCO東日本 関東支社 千葉工事事務所は、市川市堀之内～鎌ケ谷市大町の事業中の区間について、都市計画事業承認・認可の告示されたことを発表した。これから都市計画法第66条に基づく説明会を開催した後、用地買収に着手していくことになる。

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