ホンダの誇るスーパーカーとスーパーカブを比べてみたら、意外な共通点がたくさんあった!
「スーパーカブ」と「スーパーカー」。それは、ジャンルとしては全く違うけれど、どちらも乗り物であり、“スーパー”と名前が付く。実質同じなのではないか。いや、そんなことはないだろう。今回はそんな2つの乗り物を純粋に比べてみようという、とてもまじめで、とても愚直な企画である。
では荷物を積む場所はどう?
NSXの荷室はクルマとしては狭いけれど、しっかりと雨風をしのげる構造。
スーパーカブはフルオープンだから雨風をしのげないし、荷物を固定する手間も必要。
でも、車体のもっとも後ろに積載スペースが用意されているという意味では、スーパーカブもNSXも一緒かも。
あ、そもそも乗車スタイルもぜんぜん違うけどね。NSXはクルマなのでシートに座る感じ。
それにしても着座位置が低いのはさすがスーパーカー。
いっぽうスーパーカブは、跨ぐ感じ。雨風はしのげないけど、開放感は抜群!
ちなみに着座位置の地面からの高さは、NSXが約30cmなのに対し、スーパーカブは約70cm。ぜんぜん違うよ……。
NSXのヘッドライトはLEDを光源とするもの。レンズがたくさんあって宝石みたいに光るから、ホンダは「ジュエルアイ」と呼んでいる。ぴか~!
いっぽうスーパーカブのヘッドライトは……なんとLED。ってことは、NSXと同じではないか! 今どきのスーパーカブってなんだかスゴい!
排気口も見ておこう。
NSXはまさかの4本出し。パイプの径は中央の2本(楕円形なので広い部分)が75mm、左右の2本は50mmだ。
いっぽうスーパーカブは穴の径が約20mm。まあ排気量並み……ですかね。これぞスーパーカブ! な可愛げということか。でも、クロームメッキ仕上げのマフラーは、ヴィンテージスポーツカーみたいにカッコいい。
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