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最終更新日:2024.09.05 公開日:2024.08.22

車用サンシェードってどれだけ効果あるの? 選び方や100均グッズでの自作方法も解説

クルマ用のサンシェードは、快適なカーライフを過ごすために欠かせないアイテムの一つです。特に、暑さが厳しい夏場には日よけや暑さ対策にサンシェードが役立ちます。しかし「サンシェードにはどのくらい効果があるの?」と気になっている方も多いはずです。そこで今回は、サンシェードを装着したクルマと装着していないクルマの車内温度を比較した実験をもとに、サンシェードの効果について解説します。クルマ用サンシェードの選び方やおすすめの商品、100均グッズで自作する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

文=藤永 祐人

写真=宇田川 大輔[M-3]、藤永 祐人、和田 清志、カエライフ編集部

編集=菅原 葵、TAC企画

撮影協力=A PIT オートバックス東雲

コストを抑えたいなら100均グッズでクルマ用サンシェードを自作してみよう

純正品や車種専用品のサンシェードは値段が高いこともあり「車中泊用にサンシェードがほしいけど、あまりお金をかけたくない…」という方もいるはずです。少しでも費用を抑えたい場合には、100均グッズを活用してサンシェードを自作するのもおすすめです。ここでは、100均グッズを使ったサンシェードの作り方を解説します。

必要な材料&道具はすべて100均でそろう

サンシェードを自作する際に必要な材料や道具は次のとおりで、いずれも100円均一ショップで手に入ります。

  1. アルミ保温シート(セリア「両面アルミ保温シート」)
  2. 吸盤(セリア「吸盤2個入り溝つきタイプ」)
  3. ハトメ(ダイソー「両面ハトメ12mm」)
  4. ハトメ固定用の工具(ダイソー「打撃型 両面ハトメ 工具セット 12mm」)
  5. ハサミ(筆者私物)
  6. ビニール袋や新聞紙など型紙になるもの(筆者私物)
  7. 穴あけパンチやドライバーなどアルミ保温シートに穴をあけられる道具(筆者私物)

※カッコ内は今回使用したアイテム

クルマの窓の数やサイズによって必要なアルミ保温シートや吸盤の個数は変わりますが、すべての材料や道具をそろえても2,000~3,000円程度。純正品や車種専用品と比べると、費用を抑えられる可能性があります。

サンシェード自作の工程は4手順

サンシェードの自作には難しい工程はなく「型取り」「切り出し」「穴あけ」「微調整」の4手順で完成します!まずは、新聞紙やビニール袋を使って窓の型を取ります。

窓を軽く濡らしておくのがきれいに型を取るコツ

運転席と助手席のように同じ形の窓の場合、型は一つだけでOK。型を取るときは、窓を軽く濡らしておくとビニール袋や新聞紙がずれにくく、作業を行いやすいですよ。続いて、型に沿ってアルミ保温シートを切り出しましょう。

型を使って、必要な枚数分だけアルミ保温シートを切り出す

切り出すときにはやや大きめに切ると、窓に装着したときに微調整が行いやすいです。アルミ保温シートを切り出せたら、吸盤を通す穴を開けます。

ハトメの大きさに合うように穴を開ける

穴の数は、フロントガラスやバックドアなどの大きな窓は5~6カ所、サイドの窓は3~4カ所が目安です。筆者はドライバーで穴を開けてハサミで広げましたが、100円均一ショップにある穴あけパンチを活用するのもいいでしょう。開けた穴には、ハトメを取り付けて補強します。

100均のハトメ固定用工具を使って、穴にハトメを取り付ける

ハトメを付けなくてもサンシェードとして使用できますが、使っているうちに穴が段々と広がって破れてしまうので、ハトメを付けて補強するのがおすすめです。すべての穴をハトメで補強したら、吸盤を取り付けて、実際に窓に装着してみましょう。

装着した状態でサイズの微調整を行えば、自作サンシェードの完成です! 複雑な作業はないので、DIYが得意ではない方でもチャレンジしやすい方法ですよ。ただし1枚のサンシェードを作るのに、筆者は1時間ほどかかりました。何枚もサンシェードを自作するとなると、なかなか大変な作業です。

「フロントガラスは既製品を使って、合うサイズがないほかの窓だけ自作する」というのも一つの手かと思います。かけられる予算や時間を考慮して、ご自身に合った方法でサンシェードを用意してくださいね。

ポイントを押さえてクルマ用サンシェードを選べばカーライフが快適に!

クルマ用のサンシェードは、車内やダッシュボードの温度上昇を抑える効果があります。車内装備の保護やプライバシーの確保にも役立つため、快適なカーライフを送るためにもぜひ活用したいアイテムです。

サンシェードには、車種専用品や汎用品といった種類だけでなく、サイズや装着方法も幅広いラインアップがあります。サイズ・装着方法・使用目的の3つをポイントに、自身に合ったものを選びましょう。

また暑さ対策が目的の場合、サンシェードだけでは十分ではありません。走行中にはクルマのエアコンを利用したり、車中泊では網戸やポータブルエアコンを使ったりして、適切な暑さ対策をしてくださいね。

※本記事は2023年7月6日時点の情報を掲載しています。商品の最新情報については、販売店にお問い合わせください。

※この記事は、カエライフに2023年07月25日に掲載されたものです。

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