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最終更新日:2024.07.18 公開日:2024.07.18

「移動できる別荘」が誕生! THE NATURE モバイルヴィラはスタイリッシュで経済的な別荘スタイル?

Nomad Trailersは、トレーラーを活用した移動できる別荘「THE NATURE モバイルヴィラ」の提供を開始した。建築職人不足や円安による建築費高騰の影響を受けず、車検取得が可能で固定資産税もかからないため、従来よりも短期間かつ安価に別荘を導入できるという。

文=KURU KURA編集部

写真=Nomad Trailers

移動できる別荘「THE NATURE モバイルヴィラ」とは

THE NATURE モバイルヴィラは車検取得可能な設計

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宿泊事業などを行うNomad Trailersは、経済性とモビリティ性、サステナビリティに優れた新たな別荘ソリューションとして「THE NATURE モバイルヴィラ」の提供を開始した。

「THE NATURE モバイルヴィラ」は、車検取得可能なトレーラー型キャビンを活用した別荘。従来のキャンピングトレーラーは設置後に固定して移転できなくなる場合が多いが、こちらは常に移転できるのが大きな特徴。

平屋型のType-Aとロフト型のType-Bがあり、どちらも内外壁に国産の杉材を使用。大きな窓があるため閉塞感がなく、ラグジュアリーな雰囲気となっている。カスタマイズ性も高く、パノラマキャビン、モバイルテラス、モバイルサウナ、モバイルダイニングなど、モジュールを組み合わせることでさまざまな用途に対応できる。

Nomad Trailersによると、近年のリモートワーク普及にともない、都市と地方における2拠点生活の希望者は増加している。しかし、地方では魅力的な家屋が不足しているためミスマッチが起こっていて、その問題のひとつの解決策として、迅速に設置可能なモバイルヴィラを開発したという。

固定資産税がかからない別荘

パノラマキャビン内部からのパノラマビュー。巨大な2面ガラスを通して、大自然の眺望が楽しめる。

「THE NATURE モバイルヴィラ」は、車両扱いなので不動産取得税や固定資産税がかからず、建築費用や土地開発費用も抑えることができるのもメリット(自動車税はかかる)。さらに、法人が購入する場合は、減価償却期間が最短4年となり、例えば会社の福利厚生施設等で使用する場合には節税として大きな魅力があるそうだ。

また、近年の建築職人不足や円安による建築費高騰による別荘の「着工待ち」。バブル期の乱開発や相続放棄による空き家や廃屋の増加など、別荘地が抱える社会問題にも配慮。建築を行わないため自然環境を破壊せず、環境に優しく設置ができ、サステナビリティと環境保護にもメリットがあるそうだ。

この移動できる別荘の価格は、平屋型のType-Aで予定価格2,000万円(消費税込/諸経費別)。

SPECIFICATIONS
THE NATURE モバイルヴィラ
サイズ:全長9,120×全幅2,460×全高3,600mm
重量:3,320kg
面積:17.9平方メートル
構造:鋼材骨格+LGS
シャーシ:一体型キャンピングトレーラー
外壁:天然国産杉、アルミ複合板
屋根:ガルバリウム波板
内壁・天井:天然国産杉
床:オーク無垢材 オイル仕上げ
窓:アルミサッシ ペアガラス
断熱:吹付断熱

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