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最終更新日:2024.06.25 公開日:2024.06.25

名古屋から豊橋まで無料でノンストップ! 国道23号のバイパス「名豊道路」がもうすぐ全線開通。

今年度に全線開通を予定している国道23号「名豊道路」では、最後の未開通区間となっている蒲郡バイパスの工事を進めている。事業化から半世紀。名豊道路の全線開通で、いよいよ愛知と静岡が無料のバイパスでつながる!

文=KURU KURA編集部

資料=国土交通省 中部地方整備局 名四国道事務所

事業化から半世紀、「名豊道路」ようやく全線開通か

名豊道路の未開通区間はこのあたり。(画像:(c) taka - stock.adobe.comを元に作成)

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国道23号「名豊道路」は名古屋市と豊橋市を結ぶ延長72.7kmの自動車専用道路として整備が進められている。事業化から半世紀。すでに知立バイパス、豊橋バイパス、岡崎バイパス、豊橋東バイパスは開通済。残すは、蒲郡バイパスの豊川為当IC-蒲郡IC間のみとなっていた。

国土交通省 中部地方整備局 名四国道事務所によれば、このまま工事が順調に進めば、今年度中にも全線開通する見込みだという。

これまで国道1号は規制時速が30~40km/hであったのに対し、名豊道路はおおむね60km/hで走行できるうえ、交差点もないことから、大幅な所要時間短縮が見込まれている。

名豊道路が全線開通することで、名古屋から豊橋までの所要時間は約1時間50分(国道1号)から約1時間に、また名古屋から浜松への所要時間も約3時間(国道1号)から約1時間40分に短縮され、名古屋・浜松双方へのアクセス向上に期待が高まっている。

名豊道路の一部、約63.6kmは暫定2車線となっているものの、今度の全線開通でついに名古屋から豊橋まで無料のバイパスでつながることになる。いまから発表が待ち遠しい。

名豊道路の路線図。(画像:名四国道事務所)

名豊道路の所要時間短縮効果。(画像:名四国道事務所)

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