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道路・交通最終更新日:2024.06.04 公開日:2024.06.04

高速道路での「旗振り合図」はどんな意味がある? もしもの時のために覚えよう!

高速道路を走行している際、大きな旗を振ってクルマに合図を出しているスタッフの姿を見かけたことはないだろうか? 旗振り合図にはどんな意味があるのか、正しく理解して安全運転に役立てよう。

文=KURU KURA編集部

資料=NEXCO東日本・中日本・西日本

高速道路で旗を振っている人を見かけたら?

旗を振っている高速道路の交通管理隊員。時間帯によっては黄色の旗を使用する。(画像:NEXCO東日本)

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高速道路で交通事故や落下物が発生した際、現場に駆けつけ、ドライバーが安全に走行できるよう処理を行っているのが「交通管理隊」だ。運転中、路上で大きな旗を振り、クルマに合図を出しているスタッフを見かけたことがある人も多いのではないだろうか。その際に使用されているのが「旗振り合図」または「フラッグサイン」と呼ばれるもので、旗(夜間は誘導棒)の振り方で、ドライバーに「右へ寄ってください」「左へ寄ってください」などの指示を出している。

皆さんは、この合図の意味をきちんと理解しているだろうか。もしものとき「どういう意味だっけ?」とならないよう、ここで確認しておこう。

■右へ寄ってください

右へ寄ってくださいという旗振り合図。旗の色は主に「赤色」や「橙色」。(画像:NEXCO西日本)

ドライバーからみて旗を左から右に大きく振るのは「右へ寄ってください」という指示だ。

■左へ寄ってください

左へ寄ってくださいという旗振り合図。(画像:NEXCO西日本)

逆に、ドライバーからみて旗を右から左に大きく振るのは「左へ寄ってください」という指示になる。

■速度を落としてください

速度を落としてくださいという旗振り合図。(画像:NEXCO西日本)

旗を両手で持って大きく上下に振るのは「速度を落としてください」という指示だ。

■止まってください

止まってくださいという旗振り合図。(画像:NEXCO西日本)

頭の上で旗を交差させてから水平に静止するのは「止まってください」という指示になる。

旗の色は目立つ「赤色」または「橙色」だが、時間帯によっては「黄色」を使用することもあるという。もし、高速道路上で旗振り合図をする管理隊員に遭遇したら、合図の指示に従ってほしい。

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