高速道路での「旗振り合図」はどんな意味がある? もしもの時のために覚えよう!
高速道路を走行している際、大きな旗を振ってクルマに合図を出しているスタッフの姿を見かけたことはないだろうか? 旗振り合図にはどんな意味があるのか、正しく理解して安全運転に役立てよう。
高速道路で旗を振っている人を見かけたら?
高速道路で交通事故や落下物が発生した際、現場に駆けつけ、ドライバーが安全に走行できるよう処理を行っているのが「交通管理隊」だ。運転中、路上で大きな旗を振り、クルマに合図を出しているスタッフを見かけたことがある人も多いのではないだろうか。その際に使用されているのが「旗振り合図」または「フラッグサイン」と呼ばれるもので、旗(夜間は誘導棒)の振り方で、ドライバーに「右へ寄ってください」「左へ寄ってください」などの指示を出している。
皆さんは、この合図の意味をきちんと理解しているだろうか。もしものとき「どういう意味だっけ?」とならないよう、ここで確認しておこう。
■右へ寄ってください
ドライバーからみて旗を左から右に大きく振るのは「右へ寄ってください」という指示だ。
■左へ寄ってください
逆に、ドライバーからみて旗を右から左に大きく振るのは「左へ寄ってください」という指示になる。
■速度を落としてください
旗を両手で持って大きく上下に振るのは「速度を落としてください」という指示だ。
■止まってください
頭の上で旗を交差させてから水平に静止するのは「止まってください」という指示になる。
旗の色は目立つ「赤色」または「橙色」だが、時間帯によっては「黄色」を使用することもあるという。もし、高速道路上で旗振り合図をする管理隊員に遭遇したら、合図の指示に従ってほしい。
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