スズキすごいぜ！「ワゴンR」が国内累計販売台数500万台を突破！ 歴代モデルを振り返る

歴代ワゴンR。写真＝スズキ

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軽自動車の中に「軽ワゴン」というジャンルを確立！

「乗る人を最優先し、快適で使い勝手のよいパッケージを追求」というコンセプトでセダンタイプだらけの市場に投入し、軽ワゴンという新ジャンルを築き上げたワゴンR。名称の「R」は“Revolution（革新・画期的）”と“Relaxation（くつろぎ）”の頭文字を取ったもので、軽自動車の新しい流れを作り、生活にゆとりを与えるクルマになるよう、意味を込められたものだ。

このメッセージに込められた想いに応え、ワゴンRは30年3か月目という最短期間で国内累計販売台数500万台を達成し、今なお進化を続けている。

■ワゴンRのあゆみ
・1993年9月……初代ワゴンRが発売される。税抜き価格は79万8000円から
・1993年12月……’93-’94 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー受賞
・1998年10月……2代目ワゴンRが発売される。税抜き価格は69万8000円から
・1999年3月……国内累計販売台数100万台を達成
・2003年9月……3代目ワゴンRが発売される。税抜き価格は77万円から
・2003年12月……国内累計販売台数200万台を達成
・2008年6月……国内累計販売台数300万台を達成
・2008年9月……4代目ワゴンRが発売される。税込み価格は90万8250円から
・2008年11月……2009年次 RJCカーオブザイヤー受賞
・2012年9月……5代目ワゴンRが発売される。税込み価格は110万9850円から
・2013年9月……国内累計販売台数400万台を達成
・2017年2月……6代目ワゴンRが発売される。税込み価格は107万8920円から
・2023年11月……国内累計販売台数500万台を達成

ワゴンR国内累計販売台数の推移

軽自動車市場の変遷。バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災などで経済が落ち込んだときにも、軽自動車は私たちの生活に寄り添う存在であり続けた。資料＝スズキ

歴代ワゴンRを振り返る！

初代ワゴンR

■初代ワゴンR
軽自動車では初めて「’93-’94 RJCニュー カー オブ ザ イヤー」を受賞した初代ワゴンR。「乗る人を最優先し、快適で使い勝手のよいパッケージを追求」がコンセプト。1993年発売、税抜き価格79万8000円～

2代目ワゴンR

■2代目ワゴンR
衝突安全性の向上を目的とした軽自動車規格改定に対応した2代目ワゴンR。デザインは初代のテイストを受け継ぎつつ、厚みと張りと丸みのある面構成で安心感を表現している。1998年発売、税抜き価格69万8000円～

3代目ワゴンR

■3代目ワゴンR
「さまざまなユーザー、さまざまな使用シーンに対応した万能型ワゴン」をコンセプトとして開発された3代目ワゴンR。車体構造やサスペンションなどのプラットフォームが一新されている。2003年発売、税抜き価格77万円～

4代目ワゴンR

■4代目ワゴンR
「快適 スタイリッシュ ワゴンR」がコンセプトの4代目ワゴンRは、経済性や使い勝手といった軽自動車に求められる基本性能や、室内の快適性や乗降性が向上している。2009年次の「RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞。2008年発売、税込み価格90万8250円～

5代目ワゴンR

■5代目ワゴンR
「軽ワゴン低燃費No.1 新世代エコカー」が開発コンセプトの5代目ワゴンRは、JC08モード走行でリッター28.8kmという低燃費を実現。環境への配慮と便利で楽しい車の両立を目指した「スズキグリーン テクノロジー」を搭載する最初の車となった。2012年発売、税込み価格110万9850円～

6代目ワゴンR

■6代目ワゴンR
現行モデルとなる6代目ワゴンRは、発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを搭載し、リッター33.4km走行は軽ワゴンNo.1の低燃費。デザインも大幅に刷新され、グレードはFA、FX系に加えて、スポーティーで上質なFZ系を新たに設定し、ユーザーの選択肢をさらに豊かにしている。2017年発売、税込み価格110万9850円～

ワゴンRの系譜。初代～6代目以外にも、RR（ダブルアール）、スティングレーといったシリーズが展開され、ワゴンRファミリーは2021年時点で15モデルが登場している。画像はスズキの車両系統図より引用

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