新しい全国版図柄入りナンバーは花柄に!22年4月から交付予定
2021年6月29日、新しい全国版図柄入りナンバープレートのデザイン案が決定した。最終候補5作品の中から選ばれたデザインのタイトルは、「はなれていても『思い、みな一つに』」。交付は2022年4月からの予定だ。
ついに、全国版の新しい図柄入りプレートが決定!
東京2020大会特別仕様ナンバープレートの後継となる、新しい全国版図柄入りナンバープレートは、「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をテーマに募集され、すでに最終候補デザイン5作品が選出されていた。そして6月29日、国土交通省が最終決定のための検討会を開催し、ついに採用デザインが決定された。
応募総数145件の中から選ばれたのは、上記のナンバープレート。タイトルは「はなれていても『思い、みな一つに』」。全国都道府県の県花をモチーフに、ひとつひとつの花を「人々の思い」に見立てたというもので、子どもから大人まで広い世代に親しみを感じてもらえるようデフォルメされているという。
さらに、「花=人々の思い」が集まることで、日本全体で大きな団結力を生むことを表現。また、枯れても再び花を咲かせる植物は「円環」の象徴でもあることから、右肩上がりに花々を配置することで、東日本大震災からの復興や国勢の上昇なども表している。
新たな全国版図柄入りナンバープレートの交付は、2022年4月から2027年3月までの間が予定されている。これまでの図柄入りナンバープレートと同様に、寄付金有りの場合はフルカラー版とモノトーン版から選択が可能で、寄付金無しの場合はモノトーン版のナンバープレートとなる。
東京2020オリパラ特別仕様ナンバープレートの寄付金の使途は、バスやタクシーのバリアフリー化など、大会開催に必要となる交通サービスの改善などだった。新しい全国版図柄入りナンバープレートの寄付金の使途については、全国を対象にし、「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」のテーマに沿って活用できるものを検討していくという。