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最終更新日:2021.03.30 公開日:2021.03.30

高速へのアクセスが便利に!E1東名高速・綾瀬スマートICが3月31日に開通

2021年3月31日、E1東名高速道路に綾瀬スマートICが開通する。綾瀬スマートICは、東京方面、名古屋方面双方に出入りできるフルスマートIC。開通にともなうアクセス性の向上により、利便性向上や産業経済の活性化が期待される。

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24時間利用可能のスマートICで、地域へのアクセスがより便利に

出典:NEXCO中日本

 E1東名高速・綾瀬スマートIC331日(水)12時から新たに開通する。この事業は、NEXCO中日本東京支社と神奈川県、神奈川県綾瀬市が共同で進めてきたもので、綾瀬スマートICは横浜町田IC~厚木IC間の綾瀬バス停付近に設置される。神奈川県内のスマートICでは、厚木PAスマートICに続く2か所目となる。県道42号に接続し、上り(東京方面)と下り(名古屋方面)双方に出入りできるフルスマートICで24時間運用、ETC全車種が利用可能だ。

出典:NEXCO中日本

 これまで横浜町田IC~厚木IC間は15.3kmにわたってICがなく、この間に位置する綾瀬市などからは両ICにアクセスしにくい状況であった。綾瀬スマートICが、横浜町田ICから9.2km、厚木ICから6.1kmのところに開通することで、東名へのアクセス性向上や既存ICの混雑緩和などが期待されている。

 NEXCO中日本では、今回の開通による具体的なメリットとして、以下4つを挙げている。

●広域アクセス性の向上

出典:NEXCO中日本

 綾瀬市のほぼ全域に加え大和市、座間市、藤沢市の一部などが、高速道路へ短時間でアクセス可能となる。これにより、県民の利便性が向上するとともに、経済産業の活性化が期待できる。

●企業活動の活性化

出典:NEXCO中日本

 早川工業団地から海老名JCTへの所要時間が約20分から約10分へ短縮されるなど、市外、県外へのアクセス性の向上を図ることができる。

●救命救急センターへの速達性の強化

出典:NEXCO中日本

 東海大学医学部付属病院及び昭和大学藤が丘病院までの所要時間が大幅に短縮され、周辺住民への救命体制の強化が図られる。例えば、綾瀬市役所から東海大学医学部付属病院への所要時間はこれまで約30分だったが、今回の開通により約15分へと短縮される。

●大規模災害時の防災力の向上

出典:NEXCO中日本

 緊急輸送道路である東名までのアクセス性が向上。それにより、災害時の広域物資輸送拠点である厚木海軍飛行場(海上自衛隊厚木航空基地)から、防災拠点となる県央地域県政総合センターまで、効率的な避難や救命・救急活動、物資の運搬が可能となる。

 なお、スマートICは、ETCゲートの前で必ず「一旦停止」が必要なので注意したい。

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