GRヤリスがマンホールに!? ラリージャパンは足元の演出もスゴかった!
日本人WRCドライバーの勝田勝元が3位表彰台を獲得するなど、12年ぶりの開催で盛り上がったラリージャパン。レースもスゴかったが、ファンサービスもスゴかった。メイン会場へと続く道沿いにはなんと特別仕様のマンホールが登場!
12年ぶりにラリージャパンが復活!
去る11月、愛知県豊田市の豊田スタジアムで、世界ラリー選手(WRC)第13戦ラリージャパンが開催された。WRCとして開催されるラリージャパンは、前回の札幌から12年ぶり。当初は2019年に開催が予定されていたが、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い2年連続で中止となっているため、ファンにとってもレース関係者にとってもようやく実現されたイベントとなった。
この12年という空白期間でWRCのラリーカーも大きく様変わりした。今年2022年シーズンからトップカテゴリーである「ラリー1」は、エンジンと電動モーターを併用したハイブリット化が行われ、最高出力が大幅にアップ。これによりレース展開がどう変わるのか大きな注目が集まった。ラリー1の車両解説は別記事に詳しいので、興味のある方はぜひ読んで欲しい。
マンホールまでもがラリージャパンで一色に!
ラリージャパンのメイン会場となった豊田スタジアムと、その最寄駅の名鉄豊田市駅を結ぶ道路は、レース開催を盛り上げるべくバナー等だけでなくマンホールまでもが装飾され、ラリーで一色の道となっていた。同駅から国道248号までの道沿いにあるマンホールはなんと、トヨタ、ヒョンデ、フォードのラリーカーの写真が入ったものになっていたのだ!
また同じトヨタのマンホールでも写真違いで数種類あり、こちらはモンテカルロラリー、あちらはサファリラリーというようにバリエーションが豊富で、駅から歩くだけでも自然と気分が高まってくる演出が随所に施されていた。
さらに国道248号を渡ると、今度はラリー1クラスに参戦するドライバー、コドライバーたちのバナーが街路灯に掲げられていた。この中には日本人ドライバーの勝田勝元のものも! 場所はもちろん豊田市駅に一番近い左側歩道という特等席の場所だ。このように豊田スタジアム周辺は、ラリーに関するものが溢れていたのだった。