農道のポルシェ・スバル サンバーとGT-Rがラジコンになった!京商「FIRST MINI-Z」
ラジコンやダイキャストカーなど、乗り物ホビーの製造・販売を手掛ける京商から、”農道のポルシェ”という異名を持つ軽トラック「スバル・サンバー(6代目)」のラジコンカーが登場した。軽トラのラジコンとは一体どんなものなのだろうか?
ラジコン「ファーストミニッツ」の新作がスバル サンバー!?
ラジコンやダイキャストカーなど、乗り物ホビーの製造・販売を手掛ける京商は、手のひらサイズのトイラジコン「FIRST MINI-Z(ファーストミニッツ)」の新作として、「軽トラ スバル サンバー(6代目)」と「日産GT-R(R35)」を発売した。
ミニッツシリーズは1999年に発売を開始した、手のひらサイズの本格ラジオコントロールモデル。手軽なサイズ感とオプションパーツによるチューニングやカスタマイズが可能なことなどから人気を集めるラジコンだ。そんなミニッツのエントリーモデルとして誕生したのが「ファーストミニッツ」である。
ファーストミニッツは、「すべての人がラジコンの醍醐味を満喫できるように」というコンセプトのもと、「新リアルドライブ機構」、「モード切り替え」、「自宅でタイムアタック」という3点を重視し、ほかのトイラジコンとの差別化を図っている。
「新リアルドライブ機構」とは、ステアリングホイールおよびスロットルトリガーによって直観的な操作ができるコントローラーのこと。ジョイスティック型のコントローラーと違い、ステアリングホイールによって実車と同じ感覚で前輪の舵角を調整でき、トリガーの上げ下げによって速度調整を行う方式を採用している。
また、トレーニングモード(時速7km)とレースモード(時速10km)という2つの「モード切替」によって最高速度の切り替えが可能。さらに、「自宅でタイムアタック」と称し、コントローラーに搭載された、100分の1秒まで計測可能なストップウォッチによって、いつでも手軽にタイム計測をすることが可能だ。
ラジコン「軽トラ スバル サンバー(6代目)」はどんなもの?
そのファーストミニッツシリーズの最新版としてリリースされたのが、軽トラック「スバル サンバー」なのだというから驚きだ。
今回、ラジコンのモデルになったのは6代目のサンバー。ポルシェと同じRR(リアエンジン・リア駆動)方式を持っていたことから、”農道のポルシェ”と呼ばれた車両だ。7代目からはダイハツのOEMとなりFR(フロントエンジン・リア駆動)に変わったため、スバル製かつRR方式だった最後のサンバーである。
ラジコンでは、軽トラックの定番カラーであるホワイトを採用。フロントフェイスのディティールはもちろん、荷台の作りこみにもこだわってモデリングされているため、かなりリアルな雰囲気を感じることができる。荷台にミニチュアの人形や荷物を積み込むなど、ユーザーの遊び心を加えることで幾通りにも楽しめ、ミニカーのようにディスプレイして楽しんだり、小道具としても活用できそうだ。ちなみにヘッドライトも点灯可能。
「GT-R」もラインアップ
一方、類まれなる走行性能とポテンシャルから、海外では”ゴジラ”の愛称で親しまれる、日産のスーパーカー「GT-R(R35)」もラインアップ。常に進化を続けてきた、日本を代表するスーパーカーのボリューム感溢れるフォルムは、ファーストミニッツサイズになっても圧倒的な存在感を発揮している。
GT-Rのラジコンでは、ヘッドライトだけでなくテールランプも点灯する仕様となっていて、手のひらサイズながら臨場感あふれる造りだ。
ラジコンとしての使用はもちろんのこと、オブジェとしても楽しめる「ファーストミニッツ」の新作たち。すでに新車としては発売されていない名車を手のひらサイズで手に入れてほしい。
【First MINI-Z 軽トラ スバルサンバー (6代目) ・GT-R(R35)概要】
縮尺:約1/28スケール
商品サイズ:L164×H45×D73mm(サンバー)/L162×H48×D76mm(GT-R)
本体重量:約139g(単3アルカリ電池含まず)
最高速度:トレーニングモード時速7km/レーシングモード時速10km
操作可能距離:約30m
周波数:2.4GHz(12台同時走行可能)
連続走行時間:約60分(新品アルカリ電池使用時)
対象年齢:6歳以上
価格:5830円(税込)