新東名・新御殿場IC~御殿場JCTと関連路線が開通!主要区間の料金も発表。
NEXCO中日本は、E1A 新東名高速・新御殿場IC~御殿場JCT、国道138号・須走口南IC~ぐみ沢IC、国道469号バイパス、県道仁杉柴怒田線が4月10日に開通することを発表した。観光ポイントへのアクセスが楽になりそうだ。
新東名高速・新御殿場IC~御殿場JCTが開通!
NEXCO中日本は、E1A 新東名高速・新御殿場IC~御殿場JCT(7.1km)と、関連する国道138号・須走口南IC~ぐみ沢IC(5.2km)、国道469号バイパス(0.56km)、県道仁杉柴怒田線(1.7km)が4月10日に開通することを発表した。開通区間は以下の通り。
【4月10日開通区間】
・E1A 新東名高速・新御殿場IC~御殿場JCT
・国道138号 須走道路・須走口南IC~水土野IC
・国道138号 御殿場バイパス西区間・水土野IC~ぐみ沢IC
・国道469号バイパス
・県道仁杉柴怒田線
この開通に伴い、これまで仮称となっていたICとJCTの名称が新御殿場IC、須走口南ICとなった。
【仮称と正式名称】
・御殿場IC → 新御殿場IC
・須走南IC → 須走口南IC
・水土野IC(変更なし)
・仁杉JCT(変更なし)
・ぐみ沢IC(変更なし)
なお、新御殿場ICと主要IC間の料金も発表された。料金は以下の通り。
【新御殿場ICと主要IC間の料金】
E1 東名高速
裾野IC:軽440円、普通510円、中型570円、大型730円、特大1100円
静岡IC:軽1910円、普通2350円、中型2780円、大型3760円、特大6160円
浜松IC:軽3120円、普通3860円、中型4600円、大型6260円、特大1万300円
名古屋IC:軽4460円、普通5530円、中型6610円、大型9020円、特大1万4900円
E1A 新東名高速
長泉沼津IC:軽600円、普通710円、中型820円、大型1070円、特大1680円
新静岡IC:軽1760円、普通2160円、中型2550円、大型3450円、特大5640円
上記以外のIC間の料金は改めてNEXCO中日本公式Webサイトで公表されるという。
開通で観光地へのアクセス性が向上
NEXCO中日本によると、今回のE1A 新東名・新御殿場IC~御殿場JCT、国道138号・須走口南IC~ぐみ沢ICなどの開通により、山梨県の富士五湖周辺、神奈川県の箱根周辺、静岡県の伊豆周辺など、観光地へのアクセス性の向上が期待できるという。
富士五湖周辺~箱根周辺あるいは伊豆周辺への移動所要時間はどちらも短縮される見込み。移動が容易になることで、3つの地域を股に掛けた周遊観光ルートの形成が期待できるのだという。
また、静岡県御殿場市と静岡県小山町では、同区間の開通を見越して工業団地への企業進出が進み、製造品の出荷額が増加。開通後は、さらなる産業発展や地域雇用の創出によって地域の活性化にも寄与する。
E1A 新東名高速の未開通区間は、残すところ新御殿場IC~伊勢原大山ICの約39km。NEXCO中日本は、2021年度に秦野IC~伊勢原大山ICの、2023年度に新御殿場IC~秦野ICの開通を目指す。
【お詫びと訂正】公開時、一部表記に誤りがありましたので、正しい表記に修正いたしました。お詫びして訂正させていただきます。