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最終更新日:2019.12.06 公開日:2019.12.06

年末年始の渋滞予測2019~2020。阪神高速下りで最大26kmの渋滞見込み。

阪神高速道路株式会社は、阪神高速における年末年始(2019~2020年)の渋滞予測を発表した。兵庫地区の渋滞のピークは、1月2日。大阪地区の渋滞のピークは、12月20日、23~26日。第二神明道路および3号神戸線上りにおいて最大26kmの渋滞が発生する見込みだ。

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阪神高速・大阪地区の渋滞ピークは12月23~26日

阪神高速の渋滞予測カレンダー(兵庫地区)。出典:阪神高速資料

阪神高速の渋滞予測カレンダー(大阪地区)。出典:阪神高速資料

 阪神高速の発表した渋滞予測カレンダーによると、兵庫地区で渋滞が特に多くなるのは、1月2日。多くなるのは12月20日、23~26日。1月3日である。

 大阪地区で渋滞が特に多くなるのは、12月20日、23~26日となる見込み。12月28日を過ぎると比較的渋滞は少なくなる。

【阪神高速(兵庫地区)の渋滞予測】
・渋滞が特に多い日:1月2日
・渋滞が多い日:12月20日、23~26日、1月3日

【阪神高速(大阪地区)の渋滞予測】
・渋滞が特に多い日:12月20、23~26日

 阪神高速によると例年、年末に向けて平日の渋滞が激しくなる傾向があるという。12月23~26日は、多くの配送業者が冬休みに入るため、前週に集中して配送を行うなど、業務交通が集中することにより渋滞が多くなる見込みだ。

 一方、1月2日を除く年末年始期間は、業務交通が落ち着くため、他の高速道路と異なり、比較的渋滞は少なくなる見込み。

 同社は、渋滞の多い日は早朝から夜遅くまで激しい渋滞が見込まれるとして、利用日、時間帯の変更を呼びかけている。年末年始期間中、阪神高速で最も長い渋滞の発生が予想される、3号神戸線の渋滞状況を見てみよう。

阪神高速3号神戸線(下り)では最大延長26kmの渋滞

阪神高速3号神戸線(下り)における主な渋滞(渋滞長5km以上)。阪神高速の資料をもとに作成。

 阪神高速3号神戸線(下り)において、ピーク時の渋滞長が5km以上となる渋滞区間を以下にまとめた。

【阪神高速3号神戸線(下り)の主な渋滞】
・12月27日(金)6~15時 深江IC ⇒ 摩耶IC
 渋滞長7km 渋滞ピーク11時
・12月29日(日)9~19時 西宮IC ⇒ 湊川IC
 渋滞長13km 渋滞ピーク11時
・12月30日(月)9~19時 西宮IC ⇒ 湊川IC
 渋滞長13km 渋滞ピーク11時
・12月31日(火)10~13時 魚崎IC ⇒ 摩耶IC
 渋滞長5km 渋滞ピーク12時
・1月1日(水)10~14時 芦屋IC ⇒ 柳原IC
 渋滞長12km 渋滞ピーク12時
・1月2日(木)9~22時 西宮IC ⇒ 第二神明接続部
 渋滞長26km 渋滞ピーク10時
・1月3日(金)10~20時 芦屋IC ⇒ 柳原IC
 渋滞長10km 渋滞ピーク12時

 阪神高速3号神戸線(下り)で最も長い渋滞は、1月2日に西宮IC ⇒ 第二神明接合部で発生。ピーク時間は12時で、渋滞長26kmの激しい混雑が予想される。

 この区間は、例年激しい渋滞が発生するところ。交通集中時に第二神明道路とその先にある神戸淡路鳴門道垂水JCT付近で車の流れが悪くなり、その車列が神戸線まで延びて激しい渋滞が発生するのだという。

阪神高速3号神戸線(上り)では最大延長23kmの渋滞

阪神高速3号神戸線(上り)における主な渋滞(渋滞長5km以上)。阪神高速の資料をもとに作成。

 阪神高速3号神戸線(上り)において、ピーク時の渋滞長が5km以上となる渋滞区間を以下にまとめた。

【阪神高速3号神戸線(上り)の主な渋滞】
・12月27日(金)6~19時 湊川IC ⇒ 芦屋IC 
 渋滞長12km 渋滞ピーク16時 
・1月1日(水)7~19時 湊川IC ⇒ 魚崎IC
 渋滞長5km 渋滞ピーク12時
・1月2日(木)9~23時 第二神明高丸IC ⇒ 深江IC
 渋滞長23km 渋滞ピーク11時
・1月3日(金)9~21時 第二神明接続部 ⇒ 深江IC
 渋滞長18km 渋滞ピーク15時
・1月4日(土)10~19時 若宮IC ⇒ 芦屋IC
 渋滞長7km 渋滞ピーク17時

 阪神高速3号神戸線(上り)で最も長い渋滞は、1月2日に第二神明高丸IC ⇒ 深江ICで発生。ピーク時間は11時で、渋滞長23kmの激しい混雑が予想される。

 この区間では例年、深江付近にあるサグ部で減速する車がきっかけとなり渋滞が発生するという。激しい渋滞を回避するにはどうすればいいだろう。

阪神高速3号神戸線の渋滞回避法

阪神高速3号神戸線の渋滞予想図(2020年1月2日)。赤色の矢印は最大15km以上の渋滞。黄色の矢印は最大5~15km未満の渋滞。紫色の点線は迂回路を示している。 
出典:阪神高速資料

 3号神戸線では、上下線ともに1月2日に20km以上の長い渋滞が発生する。阪神高速は、この渋滞の迂回路として7号北神戸線の利用を推奨している。

 例えば、魚崎ICから明石方面へ向かう場合は、3号神戸線から32号新神戸トンネルまたは31号神戸山手線を経由して7号北神戸線へ入るというルートである。阪神高速によると、迂回路では、通常より走行距離は長くなるが所要時間は短縮されるという。

 ちなみに、兵庫方面から大阪方面に向かう場合は、中国道や山陽道もルートの選択対象となる。当日の交通状況をチェックして混雑していないルートを選択してほしい。

 また、昨年度の渋滞ピーク日(2019年1月3日)に3号神戸線(下り)・京橋IC~西宮ICでは、所要時間が通常の約2倍になったという。所要時間を短縮するためにピーク前後の下記時間帯に出発したい。

【阪神高速3号神戸線の渋滞回避時間】
・阪神高速3号神戸線(下り)における5km以上の渋滞は、10~22時に発生。西宮ICを10時以前または22時以降に通過すると時間短縮となる。

・阪神高速3号神戸線(上り)における5km以上の渋滞は、10~23時に発生。名谷JCTを10時以前または23時以降に通過すると時間短縮となる。


 このように阪神高速における特に長い渋滞は、上下線ともに1月2日に発生する。当該区間の高速道路を利用予定のドライバーは、渋滞予測をチェックし、ピーク時間を避ける。迂回路を利用するなどして渋滞を回避してほしい。

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