11月9日(土)・10日(日)は皇居周辺と首都高で通行止めに注意
11月9日(土)は、天皇陛下の御即位をお祝いする「国民祭典」が皇居で実施されることから、内堀通りなどで長時間の通行止めが行われる。また翌10日(日)には、延期されていた「祝賀御列の儀」(祝賀パレード)が実施され、皇居から赤坂御所へ至るまでのコース周辺の一般道並びに首都高の一部区間が長時間の通行止めとなる。当日は混雑が予想され、迂回路を利用するなどの注意が必要だ。
11月9日(土)の通行止め区間は皇居前のみ
11月9日(土)に実施される「国民祭典」では、規模はそれほど広くないが、皇居前で通行止めが行われる。実施時間は12時から20時頃までの予定だ。通行止めが実施される道路と区間は以下の通り。
●内堀通り(都道301号):大手門~祝田橋
●鍛冶橋通り(都道406号):二重橋前~馬場先門
●行幸通り(都道404号):坂下門前~和田倉門
10日(日)の通行止めはエリアによって時間帯などが異なる点に注意
「祝賀御列の儀」(祝賀パレード)は皇居から赤坂御所まで、警視庁前や国会議事堂前などを通る約4.5kmが予定されている。当日は15時頃に車列が出発し、30分ほどの時間をかけて赤坂御所に到着する予定だ。
パレードコースと通行止めとなるエリアは下図の通り。コースは太い青線で示した。通行止めエリアは時間帯や通行止め対象車の種類などが異なる4種類があり、青、赤、黄、緑で示した。
また、通行止めエリアの中央を縦断する外堀通りは、パレードの車列が皇居を出発する15時頃までは通行が可能だ。
【祝賀御列の儀で通過する主な地点】
二重橋前⇒祝田橋⇒国会議事堂前⇒平河町⇒青山一丁目⇒権田原⇒赤坂御所
通行止めの各エリアに含まれる主要な道路は以下の通りだ。一部区道を含む、幹線道路(国道および都道)を掲載した。
また通行止めエアリアの緑と黄は、通行可能な外堀通り(マゼンダの線)を境に分割。その東側の緑エリアを「緑1」、西側を「緑2」とし、黄エリアは緑1の北側を「黄A」、同南側を「黄B」、緑2の北側を「黄C」、同南側を「黄D」とした。
【青(皇居前周辺):7時~16時30分頃(対象は全車両)】
●内堀通り(都道301号):大手門~祝田橋 ※1
●鍛冶橋通り(都道406号):二重橋前~馬場先門
●行幸通り(都道404号):和田倉門~坂下門前
【赤(警視庁周辺):7時~9時頃、11時30分~16時30分頃(対象は全車両)】
●桜田通り(国道1号):桜田門~霞が関二丁目
●白山祝田通り(白山祝田田町線/都道301号):祝田橋~西幸門前
●晴海通り:日比谷地下道区間(都道304号)、(国道1号・20号重複区間含む):日比谷~国会前
【緑1(国会議事堂周辺):7時~9時頃、12時~16時30分頃(対象は全車両)】
●内堀通り(国道20号):国会前~三宅坂
●青山通り(国道246号):隼町~赤坂見附
●永田町バイパス(国道246号):平河町~総理官邸前
【黄A(国会議事堂北側):12時~16時30分頃(対象は居住者を除く全車両)】
●内堀通り(国道20号):三宅坂~半蔵門
●青山通り(国道246号):三宅坂~隼町
【黄B(国会議事堂南側):12時~16時30分頃(対象は居住者を除く全車両)】
●永田町バイパス(国道246号):総理官邸前~内閣府下
●六本木通り(都道412号):財務省上~溜池
●通り名なし(区道):霞が関二丁目~財務省上~総理官邸前
【緑2(赤坂御所周辺):7~9時頃、12時~16時30分頃(対象は全車両)】
●青山通り(国道246号):赤坂見附~青山二丁目
●外苑東通り(都道319号):信濃町駅前~青山一丁目交差点の南側の交差点
●四谷角筈線(都道414号):聖徳記念絵画館そばの交差点~権田原~南元町交差点の西側
【黄C(赤坂御所北側):12時~16時30分頃(対象は居住者を除く全車両)】
●四谷角筈線(都道414号):南元町交差点の西側~四谷中学校前
【黄D(赤坂御所南側):12時~16時30分頃(対象は居住者を除く全車両)】
●青山通り(国道246号):青山二丁目~赤坂消防署入口
●外苑東通り・環状三号線(都道319号)青山一丁目の南側の交差点~青山斎場前
10日には首都高の一部でも通行止めを実施
10日は首都高でも一部の区間で通行止めとなる。時間は13時30分から16時頃までの予定だ。
【通行止めとなる路線と区間】
●C1都心環状線:竹橋JCT~谷町JCT
●4号新宿線:三宅坂JCT~西新宿JCT ※2 ※3
10日に利用が推奨されている迂回路
10日の通行止めの際に推奨されている迂回路は以下の通りだ。
●東側:昭和通り(岩本町~新橋)
●西側:外苑西通り(富久町西~西麻布)
●南側:外堀通り(新橋~溜池)、六本木通り(溜池~西麻布)
●北側:靖国通り(岩本町~富久町西)
また注意点として、状況により通行止めの時間帯などが変更される可能性もある。10日に都心部を移動する際は、極力鉄道を利用するのがオススメだ。