桜前線2019!主要都市別の開花・満開予想一覧を紹介。
春の陽気を感じる今日この頃。卒業や入学、はたまた入社など新生活の始まる時期は、桜の見ごろでもある。はたして今年は、いつ満開になるのだろうか。
桜の開花前線!東京は3月22日。
早速、株式会社ウェザーマップが3月7日に発表した桜の開花予想を見てみよう。上図では、色の濃い方が開花予想日が早く、薄くになるにつれて遅くなっている。
ウェザーマップによると「2月前半は、強い寒気が流れ込んで気温の低い日が多かったが、それ以降は気温が高くなっている。3月もこのまま高温傾向が続く見込みなので、平年より開花が早くなる。ただ、昨年の開花がかなり早かったため、それよりは遅くなる見込み」だという。
例えば、東京における平年の開花日は、3月26日。昨年は、3月17日だったので、10日ほど早い。今年は、3月21日なので、平年より5日ほど早くなる見込みである。
さらに同社によると「今年の冬は、日本付近に寒気が流れ込みにくい状態が続いていたため、暖冬となった。このため、桜の休眠打破が鈍く花芽の成長のスピードは遅めとみられる」という。
桜は、翌春咲く花芽を夏に形成する。いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされることで休眠から覚めることを休眠打破と言う。その後、春先の気温上昇と共に花芽が成長して開花する。つまり、一定期間低温にさらされることが、開花に大きく影響している。冬が暖かすぎると、春先の気温が高くても開花が遅れるのだ。
全国の開花・満開予想一覧
お花見に最適な満開はいつ頃になるのだろうか。上表を見てみよう。北海道と東北を除く多くの地域で、おおむね3月29日~4月5日頃に満開になると予想されている。
東北では、4月9~26日。北海道はゴールデンウィーク後半、5月2~17日が満開予想日である。
お花見幹事の方は、天気予報とにらめっこして、開催日の開花にやきもきすることだろう。同社の予想は随時更新されるので、最新版は下記をチェックされたし。