災害時に役立つ自衛隊のノウハウ【その1】
昨年度よりスタートした「自衛隊LIFEHACK CHANNEL」では、自衛隊に伝わる、いざという時に役立つ知識やノウハウを動画で紹介している。今年8月からはSeason2もスタート。その中から「上空からみつけてもらう方法」を3つ紹介しよう。
自衛隊が持ついざというときのノウハウを動画で学んで自分の知識にしよう!
【その1】まずは高いところに登る
無理に山を降りようとせず、見えやすい場所へ移動するのがポイント。
高いところは目につきやすいだけでなく、木や障害物も少なくなることが多いので、上空から探しやすくなる。空からの救援を待つ場合には、登ることで見つけてもらいやすくなる可能性が高まる場合もあるという。
【その2】ミラーを反射させる
自分の存在を知らせるのにミラーの反射が役に立つ。
身近なもので遠くまで自分の存在を知らせるには、ミラーが役に立つ。ミラーで太陽光を反射させることで、かなり遠くまで自身の存在をアピールすることができる。反射光は、上空からでもかなり見つけやすいという。ただし、ミラーの反射が活用できるのは晴天時のみなので、そこは注意してほしいとのこと。
【その3】救難信号を送る
火を起こす際には周囲に燃え移りやすいものがないか注意が必要。
発煙筒やたき火も自身の存在を見つけてもらいやすくなる方法。煙が立ち上ることで、遠くから目に付き探し出しやすくなるという。また、三つ同時に煙を立ち上げることで「国際救助信号」となり、外国の飛行機などが通りかかった際も、その信号を見つけることで緊急事態を察知してもらうことができるそうだ。
以上「上空から見つけてもらうための3つの方法」を紹介したが、いざという際の知識として役立てていただきたい。