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クルマ2018.04.11

ナンバープレートが盗難にあった!そのときどうなる?体験談

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 先日、友人がナンバープレートの盗難被害に遭った。世の中にそういった被害があることは知ってはいたが、身近で事件が起こるとその顛末が気になるものだ。本人にその時の状況を詳しく話してもらった。


 車で通勤をしている彼は、残業を終え、20時頃に会社の駐車場を出て帰路についた。7~8kmほど何の違和感も無いまま走っていると、信号待ちで窓越しにタクシーの運転手に話し掛けられる。

「お兄ちゃん、後ろのナンバーが付いてないぞ??」

 一瞬何を言われたのか分からなかったそうだ。「え? すぐに確認してみます」と返事をし、数百m先のコンビニに停めて車の後部に回ると、ナンバープレートがない! 前方に回ってみるとフロントのナンバープレートも付いていなかった。封印も無くなっていたことから、人の手によって前後のナンバープレートが意図的に外されている状態だった。気付いてしまったからにはもう公道を走ることはできない。本人曰く「なかなか気が動転する状況」だったという。

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まずは警察に連絡!

まずは警察に連絡!

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停車させて撮影 前後ともナンバープレートが付いていなかった。ボカシ要らず

 努めて冷静になって警察へ電話で状況を説明したそうだ。約1時間後にそのコンビニに警察官が現着し、その場で事情聴取が始まった。幸いナンバーなしでここまで走行してしまったことは咎められなかった。

 まず犯行現場は会社駐車場の可能性が高いと伝え、警察の書類にその正確な住所を書いて署名。次に犯人の痕跡が残されているかも知れないので、車の鑑識作業に移った。証拠が消えてしまう前の時間勝負ということだそうだ。約30分後に鑑識官が到着し、ドラマなどで目にしたことがあるような指紋の採取作業が始まった。寒いのでパトカーの車内を使わせてもらって夕食(コンビニ弁当)を食べながら待つこと約1時間。指紋などの証拠品の押収許可などの書類数枚にサインしてようやく終了したそうだ。

 「これで終了になりますので、運転をせずに気をつけてお帰り下さい」と警察官に言われたそうだが、そう簡単には帰れる場所ではなかった。家まではあと5km。パトカーの先導で家までの運転を提案してみたようだが、さすがにNG。警察官のアドバイスを受けて、急な出費に落胆しながらもレッカー会社に電話をし、その後30分待った。

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そのあと車はどうなる?

この後車はどうなる? 対策は?

 自分の車を載せたトラックの助手席で、理不尽な世の中を噛み締めながら家に着いたのは、退社から5時間後の午前1時過ぎだったということ。

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 この友人は、とんだ災難に遭ったわけだが、翌日からは仕事の合間に警察や修理工場とのやり取り、陸運局でのナンバー再発行などの手間を経て、1週間ほどでようやく車にナンバープレートが戻ったそうだ。未だに犯人の情報は出てこず、泣き寝入り状態だ。もっとも、”乗車前に車両の状態を確認する”という教習所でも教わる基本を少しでも意識していれば、面倒を多少は軽減できたかもしれない。

 犯行にあった駐車場は防犯カメラの無い暗い屋外でセキュリティが低く、対策は難しいところだが、駐車中も録画可能なドライブレコーダーの導入やナンバープレートの取付ねじを盗難防止効果の高い物に変えるなどの対策はすぐにでも可能だろう。まさかのこんな目に遭う前に導入を検討する価値はあると思った。

2018年4月11日(雨輝・山里 真元)

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