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クルマ2017.01.19

日本気象、2017年の桜の開花・満開予想1回目を発表

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日本人の心を打つ桜。ただし近年は海外からも注目されており、16年のGoogle検索ランキング・グローバル部門で、「japan」を含めたワードで行われた検索のランキングで、第6位に「cherry blossom(桜の花) japan 2017」が入っている(記事はこちら)。

 日本気象株式会社は1月18日、北は北海道から南は鹿児島まで、主要都市および約1000か所の名所における、2017年のソメイヨシノの開花日並びに満開日について、1回目の予想を発表した。

主要都市のトップは何と西日本じゃない!?

 通常、緯度の低い南側(西日本)から開花していくイメージだが、今年の予想では、全国トップの地域はなんと3月22日の東京。翌23日に、福岡や名古屋が続く。東京は平年よりも4日早く、昨年同様に早い開花になる予想だ。東京の満開は3月30日と予想されている。

 逆に先に開花し始めるイメージの強い、鹿児島など、南国の九州南部は開花が遅れる見込み。平年より1週間も遅くなり、4月4日となっている。満開は4月13日だ。

 なお、今回の桜の開花・満開予想は、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案されたもので、日本気象独自の予測式が使われている。秋から冬にかけての気温や、桜の生長状態、積算温度などを計算し、予測地点ごとの過去データを基に、その地点の開花・満開予想日を算出しているという。

→ 次ページ:
日本各地の開花・満開の傾向は?

北・東・西日本それぞれ17年の開花の傾向

 日本を大まかに、北日本、東日本、西日本と3ブロックに分けた場合の17年の傾向は以下の通り。

北日本:平年並み
東日本:平年並みか、平年より早い
西日本:おおむね平年並みだが、九州南部では遅れる地点がある見込み

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東京など関東の一部などでは平年より早く、逆に九州南部などでは平年より遅いが、おおむね全国的に平年並み。

 この3ブロックの傾向に関する理由は、以下の通り。

北日本は気温が低めなので開花・満開は平年並み

 まず北日本は、16年10・11月の気温が平年より低く、12月から17年1月前半は平年並みだったことから、休眠からの覚醒が順調に進み、桜の休眠打破(覚醒)の時期がおおむね平年並みになったという。

 なお、桜の花が開花するまでのプロセスは前年の夏から始まっている。桜の花の元になる「花芽」が前年の夏に作られた後、まず休眠に入る。そして秋~冬の一定の寒さによって休眠打破し、春先に気温が上がるにつれて生長していくというわけだ。

 北日本は平年並みの気温だった上に、1月の後半の気温も平年並みか平年よりやや低いことが予想されていることから、結果として開花時期は平年並みになるとしている。ちなみに、生長率の首位は17.3%の山形、17.0%の青森、16.2%の盛岡となっており、北海道よりも東北の方が順調だ。

 ちなみに、生長率は、0~59%が花芽~つぼみ、60~84%がつぼみが膨らみ始める時期、85~99%がつぼみが開き始める時期、100%が開花となる。

東日本は平年並みだが東京は早い

 続いて東日本。10~12月が非常に暖かったため、平年より数日から1週間程度、休眠打破が遅れるところが多い見込みだ。1月後半は平年よりもやや低い気温が予想されているが、休眠打破後の気温の上昇により、生長の出遅れはある程度取り戻せるとしている。そのため、開花時期はおおむね平年並みだ。ただし、東京など関東地方の一部、東海地方の一部は平年より早くなる見込みとした。東京の生長率は0%。

西日本も平年並みだが九州南部など一部は大幅な遅れ

 最後は、西日本。一部を除いて東日本とほぼ同じため、開花時期はこちらもおおむね平年並みとなる。 ただし、鹿児島などの九州南部では秋から冬にかけての寒さがなかったため、休眠打破が大幅に遅れており、開花時期は平年より遅くなるとしている。

→ 次ページ:
全国主要都市の開花・満開予想日は?

札幌から鹿児島まで全国主要10都市の開花・満開予想日

 そして、主要都市の開花および満開予想日は以下の画像の通りだ。

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東京が平年より4日早く、鹿児島が8日遅れるほかは、同じか1~3日前後するぐらいで、おおむね平年通り。

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開花日のラインで結んだ予想マップ。東京が3月22日でトップ。ただし、まだ早い時期の予想なので、この後の気温次第で変わってくる可能性もある。

 なお、同社で運営するwebサイト「お天気ナビゲータ」の中には「桜ナビ」が運営されている。また、スマホ用(Android、iPhone)アプリとして、「桜のきもち」も用意されている。

 同サイトや同アプリは、主要都市の開花・満開情報だけでなく、各都道府県の桜の名所ごとの開花・満開情報もチェックでき、お花見が待ち遠しいというヒトにはオススメの内容となっている。お花見が好きな方はぜひ活用してみてはいかがだろうか。

気象庁の開花・満開観測状況は?

 なお気象庁では、生物季節観測の情報の中で、さくらの開花状況と満開状況を、毎年12月から翌年の6月までの間、1日に3回、8時30分、11時30分、17時30分頃に観測しているさくらの状況を公開している。

 現在は、まだ沖縄の那覇でのひがんざくらを対象とした観測情報以外は、満開はもちろん開花情報も掲載されていない。那覇では、ひがんざくらが1月14日に開花し、昨年より7日、平年よりは4日早い状況だ。

2017年1月18日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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