【日本レースクイーン大賞17】コスチュームGPの覇者は!? 決戦10チームを紹介【後編】
日本レースクイーン大賞の3部門の内、毎年秋に投票・結果発表が行われるコスチューム部門。続いて後半は、この5チームを紹介だ。
日本のモータースポーツを彩るレースクイーン/イメージガールたち。毎年、そんな彼女たちのナンバー1をファン投票で決定するのが「日本レースクイーン大賞」だ。日本レースクイーン大賞は大賞以外に2部門あり、秋に投票・結果発表が行われるのがコスチュームGPである。50チームのエントリーから絞られた、ファイナリスト10チームを紹介する後編。以下の5チームを紹介する。
RAYBRIGレースクィーン
ZENTsweeties
エヴァンゲリオンレーシングレースクイーン
ドリフトエンジェルス
レーシングミクサポーターズ
前編で紹介した5ユニットは以下の通りだ(前編はこちら(新しいタブが開きます))。
apr HYBRID Victoria
D’Station フレッシュエンジェルズ
KOBELCO GIRLS&SARDイメージガール
Mobil 1レースクイーン
pacific fairies
なお、生年月日、身長およびスリーサイズなどのデータは、そのレースクイーン/イメージガールの公式サイト、所属チームのプレスリリース、もしくは所属タレント事務所公式サイト、本人のブログなどの公式情報を基にした。
RAYBRIGレースクィーン
2輪、4輪の両方で歴史に名を残す活躍をした往年の名選手・高橋国光氏がオーナー兼監督として率いるTEAM KUNIMITSU。同チームはスーパーGTのGT500に長年、100号車「RAYBRIG NSX-GT」として参戦している。それを応援している伝統のあるふたり組ユニットが「RAYBRIGレースクィーン」だ。
2017年は、はらことはと林紗久羅のふたりがコンビを組む。
はらことは(はら・ことは):3月6日生/身長167・B85・W59・H88
林紗久羅(はやし・さくら):12月10日生/身長167・B81・W55・H83
左がはらことはで、右が林紗久羅。ふたり揃って身長が167cmという背の高さが売りのコンビ。コスチュームは白地に青のライン、RAYBRIGのロゴがチョーカーや胸元など複数箇所にあしらわれたデザイン。こちらは上がビキニのトップの夏服。冬服は上が五分袖となる。
ZENTsweeties
スーパーGTのGT500クラスに、レクサス(トヨタ)系のトップチームのひとつとして長年同陣営を牽引してきた「LEXUS TEAM ZENT CERUMO」。38号車「ZENT CERUMO LC500」を応援するのが、伝統ある5人組の大型レースクイーンユニット「ZENTsweeties」だ。
2017年のメンバーは、藤木由貴、丸山帆成美、佐藤衣里子、朝倉恵理子、川上恵里佳。
ちなみにZENTsweetiesは、GT300クラスに参戦するINGING & Arnage Racing(マシンは50号車「Ferrari 488 GT3」)も応援している。
朝倉恵理子(あさくら・えりこ):1月26日生/データなし
丸山帆成美(まるやま・ほなみ):1992年10月4日生・24才/身長164・B90・W58・H82
藤木由貴(ふじき・ゆき):9月27日生/データなし
佐藤衣里子(さとう・えりこ):1990年6月25日生・27才/身長167・B83・W58・H83
川上恵里佳(かわかみ・えりか):7月29日生/身長168・B87・W61・H85
情熱的な赤に銀というコスチュームを身にまとうのは、左から藤木由貴、丸山帆成美、朝倉恵理子、佐藤衣里子、川上恵里佳。このコスチュームは夏服で、上が7分袖で肩などを覆う冬服もある。特徴的なのはミニスカートのサイド。限界ギリギリのセクシーさ!
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次は「エヴァンゲリオンレーシングレースクイーン」
エヴァンゲリオンレーシングレースクイーン
スーパーGTのGT300クラスに、111号車「エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT」で参戦するRn-sports。通り名の「エヴァンゲリオンレーシング」といった方がご存じの方も多いだろう。
同チームを応援するのが、「エヴァンゲリオンレーシングクイーン」だ。誰もが知るSFアニメ「エヴァンゲリオン」のキャラクターに扮したレースクイーン5人組のユニットである。
2017年は、柳本絵美(碇シンジ役)、清瀬まち(アスカ役)、引地裕美(綾波レイ役)、津島衣里(新劇場版で初登場のマリ役)、藤谷梨砂(渚カヲル役)という構成だ(シンジもカヲルも劇中では少年だが、女性が演じている)。
また彼女たちは、2輪のFIM世界耐久選手権シリーズに10号車「Kawasaki ZX-10RR(2017年モデル)」で参戦するEVA RT Webike TRICK STARも応援している。
シンジ役・柳本絵美(やなぎもと・えみ):1992年4月20日生・25才/身長164・B80・W58・H87
アスカ役・清瀬まち(きよせ・まち):1991年3月23日生・26才/身長164・B80・W58・H84
レイ役・引地裕美(ひきち・ゆうみ):1992年2月6日生・25才/身長160・B83・W57・H88
マリ役・津島衣里(つしま・えり):1992年10月13日・24才/身長163・B84・W60・H84
カヲル役・藤谷梨砂(ふじたに・りさ):1997年6月11日・20才/身長165・B76・W56・H83
左からシンジ役柳本絵美、アスカ役清瀬まち、レイ役引地裕美、マリ役津島衣里、カヲル役藤谷梨砂。コスチュームは全員劇中で各キャラクターたちが着用するプラグスーツ(パイロットスーツ)のカラーリング、そしてデザインを採り入れている。なお、柳本絵美は2017年新人グランプリで特別賞(3位)を受賞。
ドリフトエンジェルス
スーパーGTのGT300クラスに参戦するTEAM UPGARAGE with BANDOH(18号車「UPGARAG BANDOH 86」)およびD1 GRAND PRIXに参戦するTEAM UPGARAGEを応援するのが、4人組ユニット「ドリフトエンジェルス」だ。
2017年のメンバーは村上麻莉奈、安田七奈、神尾美月、横田りか。
ちなみにドリフトエンジェルスのプロデューサーである南香織氏も、スーパーGTにおいて同ユニットのコントロールを担当している立花かな氏もかつてはレースクイーンとして活躍していた。あと、マスコットで”白猫レースクイーン”のアップちゃんは、神尾美月に代わってドリフトエンジェルス入りを狙っている模様。
村上麻莉奈(むらかみ・まりな):1990年4月20日生・27才/身長166・B80・W56・H80
安田七奈(やすだ・なな):1991年7月2日生・26才/身長167・B83・W60・H84
神尾美月(かみお・みづき):1995年5月15日生・22才/身長163・B88・W60・H88
横田りか(よこた・りか):11月18日生/身長データなし・B80・W62・H90
左から、村上麻莉奈、安田七奈、神尾美月、横田りか。白地に寒色系のラインやワンポイントを用いるコスチュームをまとうユニットは多いが、ドリフトエンジェルスはアップガレージのコーポレートカラーの黄をラインに用いており、春のようなイメージとなっている。
レーシングミクサポーターズ
ファイナリスト10ユニットの最後を飾るのは、現在の日本モータースポーツの世界において、エヴァンゲリオンレーシングレースクイーンと並んで、2大コンテンツパワーとして強烈な存在感を示している「レーシングミクサポーターズ」だ。
同ユニットは、スーパーGTのGT300クラスに4号車「グッドスマイル 初音ミク AMG」で参戦している、GOODSMILE RACING & TeamUKYOを応援する。なお、同チームの監督は元F1ドライバーの片山右京氏だ。
2017年のメンバーは荒井つかさ、山村ケレール、鈴菜、宮越愛惠の4名。
荒井つかさ(あらい・つかさ):1994年11月29日生・22才/身長168・B85・W60・H87
山村ケレール(やまむら・けれーる):1990年6月25日生・27才/身長162・B82・W58・H83
鈴菜(すずな):1997年生2月生・20才/身長168・B80・W56・H88
宮越愛恵(みやこし・まなえ):1992年11月24日生・24才/データなし
バーチャルアイドル・初音ミクのコスチュームをイメージさせる、淡い緑と白のコスチューム。左から荒井つかさ、山村ケレール、鈴菜、宮越愛恵。荒井つかさは2015年の大賞グランプリを同ユニットのメンバーとして獲得している。
記者は2017年のコスチュームGPをこう見る!
最後に記者の予想。ここ何年もコンテンツパワーは侮れないところで、エヴァンゲリオンレーシングレースクイーン(エヴァ)とレーシングミクサポーターズ(ミクサポ)は絶対に外せないところ。中でもエヴァは圧倒的な人気を誇る作品であり、コスプレという観点から5人のクォリティが高いことからも、得票を伸ばすのは間違いないはずだ。
ただし、両ユニットはコスチュームに関して大きな方向性の違いがある。エヴァはひとりずつ配色が異なり、全員が並んだ時の統一感という点でミクサポの方が上に感じる。順当ならエヴァかも知れないが、「コスチュームGP」という観点に立つのなら、ここはあえてミクサポを推したい。
左がエヴァンゲリオンレーシングレースクイーンで、右がレーシングミクサポーターズ。コンテンツ系、どちらが勝つか!?
多人数ユニットの方が若干有利か?
また、どのユニットのコスチュームもすばらしいデザインであり、どれが最も美しいかというのを決めるのはなかなか難しいのも事実。結果としてファンは自分が応援するレースクイーン/イメージガールが属するユニットに投票するというケースが多いはずだ。それを考えると、絶対的ではないものの、多人数ユニットの方が得票で若干の有利さがあるといえるのではないだろうか。
エヴァ以外にも、ZENTsweeties(5人組)や前編で紹介したpacific fairies(10人組で、9号車を応援するのは6人)も多人数だ。
個人的には青の鮮烈さによるインパクトの強さから、pacific fairiesを推したい。立花はるの新人グランプリと合わせて、2冠を狙える可能性はあるのではないだろうか。
左がZENTsweetiesで、右がpacific fairies。どちらもサーキットに必須のレースクイーンユニット。
コスチュームGPの結果発表は10月1日。期待して待ちたい。
2017年9月28日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
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