新型「フィアット500ハイブリッド」。2025年11月29日、イタリア・シエナのフィアット販売店「ウーゴ・スコッティ」の内覧会で。
BEV版である500eと外観上最大の違いはフロントのエアインテークである。
マイルドハイブリッド化に伴い、プラットフォームはエンジンマウント、サスペンション受け部などに大幅な手が加えられている。従来型(312型)と比較して重量は約80kg増加している。
テールゲートには312型の同仕様と同じく、マイルドハイブリッドを示すバッジが。リッターあたり燃費は基本グレードのポップ仕様で19.2km(WLTP混合モード)。
展示車はローンチ・エディションの「トリノ」だった。
車体色のREDを選ぶと、車両代金の一部が同名のグローバルファンドに寄付される。
エンジンは3気筒999cc 65HPと12Vマイルドハイブリッドの組み合わせ。
トリノ仕様のタイヤは中間グレードの「アイコン」同様195/55 R16。基本の「ポップ」は15インチ(+スチールホイール)、上級グレードの「ラ・プリマ」は17インチが装着される。
ラゲッジルーム容量は183リットル(312型は185リットル)。
運転支援システムは全車標準装備だが、変速機は6段マニュアルのみである。
10.25インチのセンター・スクリーンはApple Car Play/Android Autに対応している。
バックレストには創業時におけるFIATの正式名称であるFabbrica Italiana Automobili Torino(イタリア・トリノ自動車製造会社)の文字が記されている。
ドアの解錠は500eと同様ボタン式となった。
センターコンソール。500eで走行モードセクターがある場所には、アイドリングストップの入切スイッチ(左側)がある。
312型同様、前席の乗員にはゆとりあるスペースと、申し分ない着座姿勢が確保されている。
長身のイタリア人にとって、312型の後席居住性は評価が分かれる点だった。いっぽうで新型では、少なくとも身長166cmの筆者にとって、頭上・足元のいずれにも一定の隙間が確保されている。
312型を2台乗り継いでいるというマッテオさんは1991年生まれ。
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