「イタルデザイン」と日本の専門職大学に相当する「IEDトリノ」によって制作された、1/1モックアップ「ラピダ」
GACのカーカルチャー・シリーズ#4 ハイパーラクジュアリー。
大胆なロングノーズ・ショートデッキのフォルムをもつ。(photo : GAC)
スケールモデルは、普段スタジオとして使われている施設の一室で公開された。デザイナーのイマジネーションを広げるきっかけとなった、さまざまなアイテムも並べられた。
ガルウィング式のドアを開け、EVシステムを始動させるのはスマートリング。機械と人の“つながり”が託されている。
シート形状は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエの有名な椅子「LC4シェーズロング」から着想を得た。
筆者に説明してくれるエドワール・シュゾーさん。フランス人と中国人の両親をもつ。
トヨタ紡織の「S-CORE(スコア)」。一番手前の青い座布団は寝具メーカーが作ったもの。内部に形状が異なるコイルスプリングが多数並べられており、体圧を巧みに受け止める。
こちらはウールを積極的に使用。環境性能に優れる。
展示した技術の一部を用いた家庭用ファニチャーのスケールモデル。
自動車用シートのコンセプトモデル。
トヨタ紡織ミラノ・デザインブランチに勤務する朝井 佑さん。
未来の自動車シートのイメージが、覗いているかのごとく円の中に見え隠れする。
冒頭写真で紹介したIED-イタルデザイン・ラピダの後部。各種スポーツ・ギアを搭載できる形状が模索された。
IEDトリノのトランスポーテーション科マスターコースでコーディネーターを務めるミケーレ・アルベラさん。
参加学生のひとり、ジョージ・ローさんによるスケッチ。ジャパニーズ・コミック感覚がひしひしと感じられる。(photo : IED)
イタルデザインから指導教員のひとりとして参加したアンドレア・ポルタさん。
ラピダ計画に参加したIEDトリノ・トランスポーテーション科マスターコースの学生一同。(photo : IED)
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