一般的な国産車では、グローブボックスの奥にエアコンフィルターがあります。ここに収まっているタイプなら交換作業はすぐに終わります。(c)Jitti – stock.adobe.com
ルノー カングー(KCK4M)の場合、ワイパーとカウルトップを取り外さないと、エアコンフィルターの交換ができません。国産車は整備に優しい設計だと実感する瞬間です。
左が新品、右が交換前のエアコンフィルターです。底部分に細かなゴミが溜まっているのがわかりますね。今回はドイツの世界的自動車部品メーカーMAHLE(マーレ)のエアコンフィルターを使用しました。同社のフィルターは濾過有効表面積が大きいフィルター濾材を使用しており、微細粒子を長期間濾過してくれます。
本田さんは知人が5年近く眠らせていた「シトロエン BX(最終型)」を自ら修理して路上復帰させたり、お世話になっている整備工場に足を運んでは、クルマの整備を手伝ったりするほどクルマいじりが大好き。メンテンナンスに用いたクルマはルノー カングー(KCK4M)。
エアコンフィルターの交換を怠ると、汚れた空気が車内に充満する原因になります。※写真はイメージです。
内気循環/外気導入モード切り替えスイッチ。(c)umaruchan4678 – stock.adobe.com
ワイパーを取り外しました。
ようやくエアコンフィルターまで辿り着きました。交換前のフィルターはさまざまな汚れが付着しているので、丁寧に取り出しましょう。
ようやくエアコンフィルターまで辿り着きました。交換前のフィルターはさまざまな汚れが付着しているので、丁寧に取り出しましょう。
これは照明でフィルターを取り除いたスペースにゴミがないか確認しているところです。
フィルターを取り出した後のスペースを確認すると、細かなゴミ以外にも枯葉がたくさん溜まっていました。
ゴミは吹き飛ばさず、細いノズルをつけた掃除機で吸引してしまいましょう。
正しくエアコンフィルターをセットしました。さて、取り外したパーツを元に戻しますか……。
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