(1)ブレーキ警告灯:サイドブレーキを解除しても点灯している場合はブレーキ油圧、ブレーキブースター、ABSに異常がある可能性が高い。<br>(2)充電警告灯(バッテリーランプ、バッテリー警告灯):バッテリーや充電系統(オルタネーター、ベルトなど)に異常があると点灯する。<br>(3)ハイブリッドシステム警告灯:ハイブリッド車やEVのシステム自体の異常を検知すると点灯。無視して走行を続けると、突然運転操作ができなくなる可能性もある。(c)shiguretoki - stock.adobe.com
(4)水温警告灯:赤の水温警告灯が点灯した場合はサーモスタットの故障、クーラント不足、ラジエーターやラジエーターファンの故障などによるオーバーヒートの危険性がある。エンジン冷却水の温度が上がり過ぎた場合に赤く点灯する。また、車種によっては青く点灯する低水温警告灯も搭載されている。<br>(5)油圧警告灯(エンジンオイルランプ):エンジンオイルの油量不足や油圧低下で点灯・点滅する。<br>
(6)マスターウォーニング:クルマに緊急性の高い異常が発生していることを知らせる警告灯で、各システムで異常が発生すると点灯・点滅。(c)shiguretoki - stock.adobe.com
(7)EPS(電動パワーステアリング)システム警告灯:電動パワーステアリングに異常がある場合に点灯する。思うように運転できなくなる場合があるので、放置するのは危険。<br>
(8)EPS(電動パワーステアリング)警告灯:電動パワーステアリングに異常があると点灯する。システムの温度が下がれば消灯する。<br>(9)AT警告灯:オートマチックトランスミッション(AT)にトラブルや故障が発生すると点灯する。<br>
(10)ブレーキオーバーライドシステム警告灯・ドライブスタートコントロール警告灯:アクセルペダルの誤操作を知らせてくれる警告灯。アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むとブレーキオーバーライドシステムが検知し点灯する。
(11)電動パーキングブレーキ警告灯:電気モーターでパーキングブレーキをかけるシステムが故障していると点灯。<br>
(12)電子制御ブレーキ警告灯:(1)のブレーキ警告灯とは色が異なる。パーキングブレーキを解除してもオレンジ色に点灯する場合は、電子制御ブレーキシステムに異常がある。<br>
(13)出力制限表示灯:このマークは、EVなど電動系のクルマで見られる「出力制限表示灯」、「パワーダウン警告灯」。通称「カメマーク」とも呼ばれるもの。
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