エアロアバンテは、2015年にタミヤがミニ四駆誕生30周年を記念して、「1/1ミニ四駆実車化プロジェクト」で実働車両として過去に制作されている。元は青と白を組み合わせたカラーリングだが、赤と黒をイメージカラーとしているADVANとコラボしたことで、このような姿になった。
まるでフォーミュラーカーのようなボディと、バンパー・ベアリングローラーの組み合わせがいかにもミニ四駆らしくてたまらない。実車にはADVANのフラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V107」が装着されている。
会場では実際にミニ四駆の「ADVAN エアロアバンテ リミテッド」が2
500円で販売されており、多くの来場者が購入していた。公式サイトでも既に完売しているようだ。
日産が提案するROOX(ルークス)のカスタムモデルは、左ドアがガルウイングで、車両の後部にはミニトレーラーを接続した斬新な姿をしていた。
本来は4人乗りのルークスを2人乗りにカスタマイズして、白で統一したラグジュアリーな空間で、贅沢な時間を過ごせるという。
このミニトレーラーに積まれていたのはなんと、電子ピアノ。
様々な現場でプロの活躍をサポートし、基地の機能を備えたコンセプトカーとして、CARAVAN(キャラバン)をカスタムした「Powered Base for PRO」が展示されていた。
テールゲートを開けると、左右にある可動式の道具棚を手前に引き出すことができる。左側には電動工具のバッテリーが並べられており、これらの充電もポータブルバッテリーから行うことが想定されている。
工具棚の右側には作業着やヘルメット、電動工具などの装備品が並べられている。機能的にも見た目にも美しい収納だ。
後部座席には秘密基地のようなデスクスペースが設けられている。スポット冷却と除菌効果を持つ空調システムや、PC、電子レンジ、給湯機などが置かれ、これらはポータブル電源で稼働させることができる。
「アメリカのビルダーが日本のファミリーカーをカスタムするとどうなるか」をコンセプトに、日本自動車大学校(NATS)の生徒がトヨタのアルファードを改造。
トヨタ ハイラックスのパーツなどで組んだというピックアップ部。この荷台にはバイクの搭載を想定しているそうだ。
「NTTデータ ザムテクノロジーズ(XAM)」からは、金属3Dプリンタで造形したパーツを使って希少車を次世代に繋ぐという提案で、ホンダの「CR110カブレーシング」が展示されていた。
こちらがホンダ CR110カブレーシング用エンジンのシリンダー部分で、金属の粉末をレーザーで一層ずつ溶融して積層造形している。
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