栃木県のツインリンクもてぎ内にある博物館「ホンダコレクションホール」の入り口には、同社を代表する「S500」「スーパカブ」に並んで、発電機の代表作「E300」が堂々と鎮座する。
バイクや車はもちろん、耕運機からF1、ボートにジェット旅客機まで手掛けるホンダの製品ラインナップ。人を中心に考え、卓越したアイデアと技術で人を喜ばせたい、役に立ちたいという想いが「きょう、だれかを、うれしくできた?」というキーメッセージに込めらている。<写真提供:本田技研工業株式会社>
1952年に発売され、ホンダで初めて「CUB」を名乗ったカブ号F型(自転車用補助エンジン)。「白いタンクに赤いエンジン」のキャッチフレーズで親しまれ人気を博した。
終戦直後の1946年、旧陸軍で使われていた無線機用の小型発電用エンジンを、自転車用補助エンジンとして販売。飛ぶように売れた。
本田技研工業ライフクリエーション事業本部の中島茂弘さん。手前は汎用エンジンの「GXシリーズ」。全ラインアップの累計生産台数は4
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