2022年06月21日 06:00 掲載
クルマ 話題のロゴマークも参入! 大阪・関西万博仕様のナンバープレート22年秋から交付開始
タグ:
交通話題のロゴマークが目を引く万博仕様ナンバープレート
「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」のデザイン 出典=国土交通省
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、2025年4月13日~10月13日の184日間、大阪府夢洲(ゆめしま)で開催される。この関西万博に向けて「大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート」が交付されるが、国交省はそのデザインとスケジュールを発表した。
交付は、2022年秋~2025年までの期間限定で、新車・中古車の購入時だけでなく、現在乗っているクルマも番号を変更することなく特別仕様ナンバープレートに変更することができる。交付目的は、日本全国での普及を通じて当該万博を身近に感じてもらい、また開催機運の醸成を図るためだという。
気になるナンバープレートの図柄は、DNAを構成するCELL(細胞)をイメージしたユニークなデザインで話題を呼んだ公式ロゴマークを模したデザインとなっており、同マークも右上にしっかり配置されている。自家用と事業用の登録車、そして軽自動車の3区分では、いずれも同じデザインが使用される。ただし、事業用の登録車では緑枠、軽自動車では黄色枠が追加されたナンバープレートとなるようだ。
「2025年大阪・関西万博」の公式ロゴマーク 出典=経済産業省
さらに、フルカラー版とモノトーン版が用意されるが、フルカラー版の交付は1000円以上の寄付をした場合のみで、寄付金なしの場合はモノトーン版が交付される。この寄付金は、当該万博の開催に関連した交通サービスの充実等に充てられる。
事前申し込みの受け付けは2022年9月下旬頃、交付開始は10月下旬頃。詳細については、8月中に改めて公表予定とのこと。さらに、料金についても事前申し込みと同時期に詳細が発表される予定だ。参考までに、「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」は7080円~9200円、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」は7300円~9500円(いずれも寄付金なし)だったので、目安にしておくとよいかもしれない。
ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート(左)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート(右) 出典=国土交通省
使用終了後には、従来の特別仕様ナンバープレートと同様に、不正使用防止のための穴を開けた上で、記念品として保存することもできる。全国の希望者に交付されるので、20年ぶりとなる日本開催の万博仕様にしたい人はぜひ申し込んでみてはいかがだろうか。
Category
クルマ