2022年08月11日 06:00 掲載

クルマ 2022年上期・軽自動車・新車販売台数ランキング!トップはどのクルマ?

一般社団法人 全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は、2022年1~6月における軽自動車の車名別新車販売台数を発表した。新型コロナウイルス感染症や半導体不足の影響により、軽自動車の総販売台数は前年比84.9%と減少。車名別にみると、「ホンダ・N-BOX」が8年連続でトップとなった。

くるくら編集部

2022年上期 軽自動車の新車販売台数はマイナス

2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|車種別の新車販売台数(軽自動車)2022年上期新車販売台数(軽自動車)。 画像=一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の資料より作成

 2022年1~6月における軽自動車の新車販売台数は、軽乗用車と軽貨物車の合計が80万418台(前年比84.9%)と昨年より減少した。車種別に見ると軽乗用車が60万2118台(前年比82.2%)、軽貨物車が19万8300台(前年比94.2%)と軽乗用車の減少幅が大きかった。

 2019年までは、ホンダ・N-BOXやスズキ・スペーシアなどの軽トールワゴンが乗用車全体でも売れ筋となっており、3年連続で軽自動車の新車販売台数はプラスとなっていた。しかし、2020年以降は新車販売台数が減少。これは、新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、半導体や電子部品の製造・流通が滞り、自動車メーカーが部品の調達難に陥っていることが原因だといわれている。その影響は2022年7月現在も継続していて、回復には年末までかかる見通しだという。

2022年上期 メーカー別新車販売台数ランキング(軽自動車)

2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|メーカー別の新車販売台数(軽自動車)

2022年上期 メーカー別新車販売台数(軽自動車)。 画像=一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の資料より作成

 次にメーカー別の新車販売台数を見てみよう。1位はダイハツで25万1826台(前年比84.7%)。2位はスズキで24万2787台(前年比84.5%)。3位はホンダで15万7342台(前年比86.9%)だった。トップ3の顔ぶれは変わらないが、それぞれ約15%販売台数を落とした。 

2022年上期 車名別新車販売台数ランキング(軽自動車)

2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|車名別の新車販売台数(軽自動車)トップ10

2022年上期 車名別新車販売台数ランキング トップ10(軽自動車)。 画像=一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の資料より作成

 次に2022年上期における車名別の新車販売台数(軽自動車)をランキング形式で見てみよう。

2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|N-BOX

ホンダ・N-BOX 画像=ホンダ

1位:ホンダ・N-BOX 19万5984台(前年比77.3%)

 1位は、ホンダ・N-BOXで販売台数は10万3948台だった。

 N-BOXは、2011年の発売以来連続してTOP3にランクインするトールワゴンタイプ。実に8年連続の首位戴冠である。2位以下に約5万台以上の差をつけて首位をキープする結果となった。

 普通車トップのトヨタ・ヤリスの販売台数が8万1580台なので、乗用車全体で見ても独走状態である。しかし、新型コロナウイルスの影響には抗えず前年比でみると33%販売台数を落とした。


2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|スペーシアスズキ・スペーシア 画像=スズキ

2位:スズキ・スペーシア 4万7675台(前年比60.6%)

 2位は、スズキ・スペーシアで販売台数は4万7675台だった。

 スペーシアは、2018年12月にSUV風のエクステリアをまとったモデル「スペーシアギア」を発売以降、大きなモデルチェンジやグレードの追加は行われていない。2020年以降は、安全装備を中心とした一部改良を行っているが、販売数は伸び悩み前年比で約40%販売台数を落とした。


2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|タントダイハツ・タント 画像=ダイハツ

3位:ダイハツ・タント 4万4188台(前年比63.8%)

 ダイハツ・タントは販売台数4万4188台。

 タントは2017年に一度トップ3から転落したが、2019年7月のフルモデルチェンジにより返り咲きを果たし、以降連続でトップ3をキープしている。しかし、2020年以降は新型コロナウイルスの影響もあり、販売台数は大きく減少。2019年上期の販売台数と比較すると約半分ほどまで落ち込んでいる。


2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|ムーヴダイハツ・ムーヴ 画像=ダイハツ

4位:ダイハツ・ムーヴ 4万2498台(前年比73.6%)

 4位はダイハツ・ムーヴで販売台数は4万2498台だった。

 ムーヴは2017年にマイナーチェンジして販売台数を伸ばしたが、それ以降に大きな刷新はなく、2018年から4年連続で販売台数を落とした。しかし、7月にはムーヴキャンバスの新型が発売。下半期での巻き返しに注目だ。


2022年上期|軽自動車|新車販売台数|ランキング|車名別|ワゴンRスズキ・ワゴンRスマイル 画像=スズキ

5位:スズキ・ワゴンR 3万9728台(前年比131.4%)

 昨年10位から大幅ランクアップしたのはスズキ・ワゴンR。販売台数3万9728台(前年比131.4%)と、トップ10の中で唯一販売台数を伸ばした。

 ワゴンRは2021年9月に新型車のワゴンRスマイルを発売。コロンとした四角いフォルムに、丸形のヘッドライトを搭載した愛らしいデザインや、ワゴンRシリーズとして初めてスライドドアを搭載したことで人気を博している。


 ランキングを見てみると、上位の顔ぶれには大きな変化はなかった。トップ3は、いずれも全高1700mmを超えるトールワゴンで後席にスライドドアを配したタイプであり、トールワゴン人気はまだまだ継続していることがわかる。急上昇中のワゴンRスマイルはやや全高は低いが同様のタイプである。連続首位であるN-BOXの牙城を崩すことができるのか、下半期も注目したい。

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