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クルマ最終更新日:2023.06.19 公開日:2022.05.24

5台に1台はパンクの危険性。DUNLOPがタイヤ安全点検結果を発表

タイヤブランド「DUNLOP(ダンロップ)」を展開する住友ゴム工業は、2022年4月8~24日に実施した「DUNLOP全国タイヤ安全点検」の結果を発表。5台に1台は、パンクの危険性がある整備不良のタイヤを装着していたという。

くるくら編集部

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DUNLOP全国タイヤ安全点検とは

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DUNLOP全国タイヤ安全点検での点検の様子。 写真=住友ゴム工業

 住友ゴム工業は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的として、2008年から継続的に「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を実施している。26回目となる今回は、2022年4月8~24日の期間で実施された。同期間中「2022年春の全国タイヤ安全点検キャンペーン」として、全国のダンロップの店舗においてプロによるタイヤ点検を無料実施。その点検結果を集約して公表した。

5台に1台が整備不良。最も多かったのはタイヤ表面の損傷

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(c)琢也 栂 – stock.adobe.com

 タイヤの安全点検を受けた車両は、1370台。そのうち、パンクの原因となる「空気圧の過不足」を初めとする整備不良が20.1%の車両に確認された。昨年の25.0%と比較すると4.9ポイント減少したものの、実に5台に1台という高い割合だった。整備不良の内訳は、以下の通り。

1位:空気の過不足(11.5%)
2位:表面の損傷(9.9%)
3位:偏摩耗(4.5%)
4位:残溝の不足(2.2%)
※各不良率は重複を含む
※偏摩耗とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常に摩耗する現象。例えば、タイヤの右側だけが摩耗するといった状態。
※残溝の不足とは、タイヤが摩耗することで溝が浅くなった状態のこと。スリップサインが現れていたら、交換する必要がある。

 タイヤは、クルマのパーツの中でも唯一、路面と接するパーツ。車重を支え、駆動力や制動力などを路面に伝えていることから、万が一、パンクやバーストなどが発生したら、大事故につながる可能性がある。ドライバー自身や同乗者の命に関わるだけでなく、周囲のクルマも巻き込む危険性もあるので、日頃から点検を怠らないようにしたい。

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ダンロップ「タイヤの安全チェックシート」。 画像=住友ゴム工業

 なお、ダンロップの公式サイトでは、タイヤの基礎知識やセルフ点検のポイントなどが解説されている。タイヤの安全チェックシートも用意されているので、愛車のタイヤチェックの際に活用してみてはいかがだろうか。

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