梅雨を乗り切れ! 快適ドライブ人気アイテム★ザ・ベスト7
ジメジメシトシト。夏を迎える前に必ずやってくるもの、それが梅雨。気分が落ち込みがちなこの季節をいかに楽しく過ごすか。今回は快適なドライブをサポートする人気アイテムにフォーカスし、7品をセレクトしてみた。
梅雨を快適に過ごしたい!
沖縄・奄美、九州に続き、関東甲信越もついに梅雨入り。今年も雨の季節がやって来た。雨の日の運転はいつも以上に気を使うもの。だからこそそんな日は、より安全により快適に過ごしたい。梅雨時期に大活躍の定番アイテムから、車内を快適&オシャレに彩る注目のアイテムまでを一挙ご紹介しよう!
カー用品を求めて訪れたのは、オートバックスグループのフラグシップ店舗である「A PIT AUTOBACS SHINONOME(ア・ピット・オートバックス・シノノメ)」。店内に入って驚いた。スターバックスはあるし、雑誌だって販売している。平日だっていうのに、優雅に談笑するマダムたちの姿もちらほら。まるで代官山にでもありそうな、小洒落た雑貨店のようだ。
「”クルマもヒトもピットイン”をコンセプトに、昨年11月にリニューアルしたばかりなんですよ」
そう答えてくれたのは、今回取材対応してくれた同店スタッフの池田さんだ。一瞬入るお店を間違えたかなと思わせるこの斬新な店づくりはココだけ。東雲のオートバックス、攻めてます!
まずはクリアな視界の確保から
「では早速、梅雨の季節にオススメしたいカー用品を見に行きましょう」
池田さんが真っ先に案内してくれたのは、ソフト99が販売するガラスコーティング剤でお馴染みの『ガラコ』のコーナーだ。オレンジ色のパッケージデザインが眩しい。
「雨の日はまず視界をクリアにしたいですよね。なかでもいま一番人気が、この『ガラコワイパー』です。もはや定番ですね」
ワイパーするだけで超強力撥水コーティングを実現するという超スグレモノのガラコワイパー・シリーズは、1997年の登場以来いまも進化を続けるロングセラーアイテムだ。
「ガラコワイパーを使うだけでも撥水効果は抜群ですが、他のガラコ製品と併用することで撥水の持続期間はさらにアップしますよ!」と池田さん。「この手軽さ、一度体験したらもう元には戻れませんね」とコメントしてくれた。
水没したクルマから脱出するには
続いて案内されたのは、緊急脱出用ハンマー。「梅雨の季節には直接的に関係はないかもしれませんが、このアイテムもいまやクルマの必需品です」と池田さん猛プッシュのカー用品だ。
異常気象が続く近年。ゲリラ豪雨や台風による道路の冠水が全国各地で多発しており、アンダーパスのような低い場所でも車両の水没被害が数多く報告されるようになった。
一度クルマが水没してしまうと、そう簡単にはドアは開かない。2014年に実施したJAFのユーザーテストでは、セダンタイプのクルマがわずか60cm水没しただけで、ドアを開けるには水圧の影響で通常の5倍の力が必要になるという結果も出ている。
そうした水没や事故時に車内に閉じ込められた状況下で、いち早く脱出するのに有効なツールがこの緊急用脱出ハンマーだ。窓ガラスをコツコツと2、3回小さく叩くだけで簡単に割ることができる。万が一の時に備えて、助手席側のダッシュボード等ではなく、ドライバーの手の届く運転席側に常備しておくのがポイントだそうだ。
消臭の最新トレンド
梅雨の時期は特に、不快な香りとジメッとした室内の不快感が気にはならないだろうか? そのほとんどの原因は、シートに付着した汗や皮脂の汚れや、エアコンのカビによるものだ。
車載用のプラズマクラスターイオン発生機は数年前から人気だが、最近は、ナノ粒子が繊維の奥まで入り込んで匂いの元を消すスプレータイプの消臭剤を買い求める人も多いという。
また、”無香料”や”人と環境に優しい”アイテムも最近のトレンドのひとつだそうで、環境ダイゼン社が発売する消臭液『きえ~る』シリーズにも注目が集まっている。
こちらは乳酸菌、酵母菌などの有用微生物群を特殊な方法で培養し、北海道オホーツクで作った100%天然成分の消臭液で、クルマ用だけでなく、洗濯用や排水管用、加湿器・空気清浄機用まで幅広いラインナップを展開しているのも興味深い。
オシャレな傘入れ
最後は、車内を快適に過ごすための便利グッズをご紹介したい。
「いま人気急上昇中のアイテムは、コレです」
そう言って池田さんに手渡されたのは、コンパクトに折り畳まれたモスグリーンのオシャレな傘入れだった。今回お邪魔したA PIT AUTOBACS SHINONOMEは、これまでのカー用品店のイメージを覆すカッコよさだ。故に、店内に並ぶアイテムもデザインや機能性にこだわったものが多い。
オートバックスは”ワクワクを積み込んで出かけよう”をコンセプトに、独自ブランド『JKM』を展開している。トートバックやコンテナケースなど、アウトドア好きにもウケそうなアイテムを数多くラインナップし、シンプルで無骨なミリタリーテイストのデザインが特徴だ。
梅雨の季節は、びしょ濡れになった傘を車内に持ち込むのも、使わなくなった置き傘が車内に散らかっているのも気分が下がる。だが、どうだろう。JKMの傘入れ、なかなか良い感じじゃないだろうか。傘は最大5本まで入るので収納力に問題なし。防水仕様なのでアウトドアやサーフィンの道具入れに使う人も多いのだとか。
さて6月も中旬に入り、いよいよ梅雨本番。みなさん雨対策は万全だろうか。備えあれば憂いなし。ご紹介した7アイテムが少しでもお役に立てれば幸いだ。
(取材協力:株式会社オートバックスセブン)