2022年10月26日 16:30 掲載

ライフスタイル 10月29日は甲州街道でギンナンをお持ち帰り! 清掃活動の副産物に感謝!

秋の風物詩となっているギンナン拾い。国交省関東地方整備局相武国道事務所は、甲州街道(国道20号)のイチョウ並木を清掃した際に集めたギンナンを持ち帰ることで、道路の維持管理に貢献できるという取り組みを10月29日に行う。イベント内容や、銀杏にまつわるトピックスをまとめて紹介する。

文=原田磨由子
画像提供=国土交通省関東地方整備局

イチョウ並木の副産物

甲州街道のイチョウ並木が黄葉している様子。今年の都内での黄葉の見ごろは11月30日前後になりそうだ。

 甲州街道の八王子地区には、大正天皇の多摩御陵造営を記念して植樹された約760本のイチョウ並木がある。昭和4年に植えられたこのイチョウ並木は約4kmにもおよび、八王子市の天然記念物にも指定されている。毎年秋には黄金色の見事な紅葉を楽しむことができるが、大きく成長したイチョウ並木からは大量の葉やギンナンが落ちてくる。道路を安全かつ良好な状態に保つため、この時期には大規模な清掃が必要だ。

実りの秋のイベント

過去のギンナン拾いイベントの様子。手袋や手提げ袋の持参は任意だが、強烈な臭いが手につかないように、使い捨てのビニール手袋やゴム手袋の着用を推奨したい。

 ギンナン拾いイベントは、道路の清掃やイチョウ並木の剪定等で事前に集めたギンナンの実を、道路利用者や地域の人達に持って帰ってもらおうというもの。ギンナンの処分量低減へ協力してもらうことが道路の維持管理の効率化につながる。歴史ある甲州街道の道路景観に親しみながら秋の気配を感じ、秋の味覚も楽しむことができるという、まさに実り多いイベントだ。この催しは今年で25回目となる。

 ギンナン拾いイベントにあわせ、会場にはイチョウ並木の道路清掃に関するパネルの展示が行われる。パネルには、落葉や落実によって路面が滑りやすくなったり、悪臭が発生する旨や、10月~12月の昼間を重点的に路面清掃車や作業員による道路清掃の実施方法などが紹介される予定だ。いつも道路を清掃してくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、ギンナン拾いに興じよう。

日時:2022年41029() 1011(小雨決行)
*ギンナンが無くなり次第終了。
場所:東浅川保健福祉センター第2駐車場(八王子市東浅川町120)
  国道20号多摩御陵入口交差点南側(下り線側)
◆注意事項
①手袋や持ち帰り用の袋は各自持参。
②駐車場なし。
③参加は無料で、事前申込・当日受付も不要。直接現地へ集合。
④雨天等により中止の場合は、当日830分以降に以下ホームページにて発表。相武国道事務所ホームページ
⑤新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策あり(要協力)

出典=地理院地図

今年も甲州街道の清掃活動などがパネルで展示される。

落葉後、街路樹の剪定作業が高所作業車などを用いて行われる。成長速度がはやいイチョウの木は手入れを怠れない。

落葉の清掃の様子。落ち葉が敷かれた歩道や道路は風情があるが、散乱したままでは歩行者も車両も滑りやすい状態になるため、頻繁に清掃する必要がある。車線規制の機会も増えるが、理解したい。

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第43回 八王子いちょう祭りを紹介

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