2022年08月27日 06:00 掲載

ライフスタイル 【運転疲れのストレッチ】「首」がラクになる理学療法士のオガトレ③


記事提供元/カエライフ

【運転疲れのストレッチ】「首」がラクになる理学療法士のオガトレ③_01|くるくら

「長時間の運転疲れを解消したい!」という人へ、運転で疲れが出やすい「肩」「腰」「首」の効果的なストレッチを紹介する第3弾。今回も理学療法士の資格をもち、ストレッチ系YouTube動画「オガトレ」チャンネルが大人気の尾形 竜之介さんに教えていただきます。

今回は「首」の疲れやこりを解消するため、次の3つをご紹介していきます。

  • 「運転席で座ったままできる」ウォーミングアップ
  • 「運転席で座ったままできる」ストレッチ
  • 「仕上げにやりたい」エクササイズ

また、 カラダが疲れない「正しい運転姿勢」のアドバイスをもらうので、お見逃しなく!

前回に続き、キャンプが大好きなママライターの私、内舘 綾子がレポートします。普段スマホやパソコンの利用で「首」が疲れがちなので興味津々!

では、尾形さん、よろしくお願いいたします。


ストレッチ系YouTube「オガトレ」尾形 竜之介さん
理学療法士として病院勤務やトレーナー活動をしながら、2019年にストレッチ系YouTube「オガトレ」チャンネルを開設し、2020年に独立。チャンネル登録者数57万人(2020年8月現在)。ストレッチ動画200本以上を配信するYouTuber。「カラダのかたい人を0(ゼロ)にする」がモットー。会員制サロン「オガトレ塾」開設。近著『オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ』(ダイヤモンド社)。Twitterでは「#オガトレ部 #オガトレ」で投稿するフォロワーとの交流も。
Twitter @ogaryu___


【しくみ解説】首の疲れは「肩甲骨」まわりの筋肉をストレッチする

ズバリ、長時間の運転で「首」が疲れるおもな原因は「悪い姿勢」です。「肩」のストレッチの記事でもご紹介しましたが、運転中は前方に注意を払うため、自然と頭が前に出てしまいます。とくに運転に慣れていない人は、前のめりな姿勢になりがちです。

頭の重さは体重の約10%といわれ、成人男性の場合6〜7kgもあります。一般的なお米の大きな袋が5Kgなので、それ以上の重さがあることに!

そんな重たい頭を支えているのが「首」の筋肉。前のめりな姿勢になると頭が前に出てしまい、首まわりの筋肉が「もっとがんばって頭を支えなくちゃ!」と緊張して余計な負担がかかるため、首まわりが凝りやすくなるのです。

【運転疲れのストレッチ】「首」がラクになる理学療法士のオガトレ③_02|くるくら

首のしくみを解説したのが上の図です。頭が前に出た「悪い姿勢」が続くと、本来カーブしているはずの首の骨、頚椎(けいつい)が真っ直ぐになってしまいます。

「肩」のストレッチの記事でもご紹介しましたが、これを「ストレートネック」といいます。長時間のスマートフォンやパソコンの作業でも同じことが起こり、別名「スマホ首」ともいいます。「猫背」の人もこの状態になりがちです。

尾形さんによると、そんな「首」の疲れを根本から解消するには、「首」の筋肉だけでなく、背中に翼が生えているような形の骨「肩甲骨(けんこうこつ)」のまわりの筋肉をストレッチするのがおすすめ!とのこと。

【運転疲れのストレッチ】「首」がラクになる理学療法士のオガトレ③_03|くるくら

◆オガトレ流ポイント

「肩甲骨」のまわりには、首につながっている筋肉がたくさんついています。ストレッチでほぐすことで、「首」はもちろん「肩」の疲れの軽減にもつながります。

正しい運転姿勢は、カラダの緊張をやわらげる

また、首の運転疲れを根本から解消するには「運転の姿勢にも気をつけてほしい」と尾形さん。

カラダが疲れにくい正しい運転姿勢は下記です。

◆理想的な運転姿勢

  • 頭はヘッドレストに軽く当たるよう、ヘッドレストの角度を調整する
  • 腰と背中がシートに当たるように深く座る
  • ハンドルを持ってひじが軽く曲がるよう、シートの位置を調整する
  • 両肩がシートから離れないよう、シートの角度と位置を調整する

◆オガトレ流ポイント

正しい運転姿勢をとると、カラダの余計な緊張をやわらげてくれます。ストレッチで筋肉をほぐすことも大切ですが、普段から自分の「運転姿勢が正しいかどうか」を意識するようにしましょう!

【基本】オガトレ流ストレッチで守りたいこと

さて、「首」の疲れを解消するためには「肩甲骨まわり」の筋肉をほぐすことがわかりました。具体的なストレッチを教えてもらうまえに、今回もオガトレ流ストレッチを効果的に行うための「基本」を押さえておきましょう!

◆オガトレ流ストレッチの基本

  1. じっくり30秒をキープ
    筋肉は10秒で伸びはじめ、30秒かけるとしっかり伸びきります。30秒以上のストレッチは筋肉痛になる人もいるので、30秒以内を目安に行いましょう(今回は10秒を2セット行うウォーミングアップの紹介もあり)。
  2. リラックス&深呼吸
    息を止めてストレッチをすると筋肉が伸びきりません。リラックスして、ゆっくり深呼吸しながらストレッチをすることで、筋肉がゆるみやすくなります。とくに息を吐くときに筋肉がゆるみます。
  3. 伸ばしている筋肉をイメージする
    ストレッチをしながら、どこの筋肉が伸びているかをイメージすることで、さらに伸ばすことができます。各ストレッチでは、伸ばす筋肉の場所も紹介するのでチェックしてみてください。
  4. 伸ばす強さは「痛気持ちいい」がベスト
    かたまった筋肉を伸ばすときの強さは、痛くない状態を「レベル0」、痛い状態を「レベル10」とすると、「レベル6」あたりの「痛気持ちいい」くらいの強さがベストです。

※妊娠初期、低血圧、腎臓・心臓などに持病をお持ちの方、現在通院している方などがストレッチやセルフマッサージを行う場合はかかりつけ医に相談のうえ、行ってください。

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