2022年06月29日 10:20 掲載

ライフスタイル トヨタが住宅用蓄電池システムを発売!電動車用バッテリーの技術を活用

トヨタ自動車は、電池制御など電動車用バッテリーの技術を応用した住宅用蓄電池システム「おうち給電システム」を開発。先行予約を開始し、8月からハウスメーカーや総合施工会社を通じて日本国内で販売する。

文=谷中明未

太陽光パネルとも連動し、平時はもちろん、災害などによる停電時でも電力を供給

 「おうち給電システム」とは、トヨタが電動車開発で培った電池技術と車載部品・ユニットを活用した住宅用蓄電池システムのことである。「おうち給電システム」は電池の安全性を確保するとともに、8.7kWhの定格容量と5.5kWの定格出力を備え、平時だけではなく、災害などによる停電時にも家全体に電力を供給することができるのが特徴だ。

 また、太陽光発電システムと連動することで、昼間には太陽光で発電した電力を蓄電池に貯め、発電できない夜間には蓄電池を通して電力を使うなど、ユーザーのニーズに合わせた最適な電力供給も可能にした。

「おうち給電システム」の構成図

電動車から住宅への給電イメージ

 システムは蓄電池ユニットのほか、蓄電池と太陽光パネルの両方を動かすことができるハイブリッドパワーコンディショナ、漏電ブレーカー付きの専用接続ケーブルなどで構成される。

 トヨタならではの機能として、ハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、電気自動車(BEV)、燃料電池自動車(FCEV)のAC100V出力からの給電にも対応。停電時に家庭のバックアップ電源として、電動車に備えた電気も使える仕様で、いざという時の頼もしい存在となる。

 さらに、蓄電量の確認や運転モードの設定などは、ハイブリッドパワーコンディショナと接続した無線LANルーターを介し、スマートフォンやタブレット端末にダウンロードした専用アプリからおこなうことができ、外出先でもシステムの動きを確認することが可能だ。

アプリでは現在の電気の流れを一目で確認できる(画像左)。他にも今日、今月、累計ごとの自給率や発電量、買電量のレポート機能なども(画像右)。 ※イメージ画像は公式サイトより引用

左から蓄電池ユニット、ハイブリッドパワーコンディショナ、DCDCコンバータ、車両給電アダプタ

おうち給電システム

定格容量 8.7kWh
最大出力 5.5kW
動作温度 -20~+45℃(自立運転・車両給電アダプタ使用時は-20~+40℃)

寸法・重量
(L×W×H)

ハイブリッドパワーコンディショナ 445×198×698mm/33kg
DCDCコンバータ 337×92.4×429mm/9.0kg
蓄電池ユニット 1,142×341×432mm/142kg
車両給電アダプタ 372×140×532mm/9.0kg
設置場所 屋外

おうち給電システム
https://www.toyota.co.jp/homebattery/

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