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クルマ最終更新日:2019.04.22 公開日:2019.04.22

あなたはどう過ごす? 2019年のGW

いよいよゴールデンウィークまであと少し。今年は暦通りに就業しても、実に10連休という人も多いことだろう。本記事では、長期連休となる今年のゴールデンウィークを前に集計されたアンケートを元に、GWの予算や過ごし方がどう変わるのかを紹介していく。

いよいよGWも間近。いつにない長期休暇をあなたはどう過ごしますか?

 2019年のゴールデンウィークは暦通りでも10連休。さらに元号が切り替わることなどもあり、特別感があるように感じられるという人も多いのではないだろうか。そんな中、仕事を持つ社会人はどのようにこの連休を過ごそうと考えているのだろうか。マーケティングリサーチの企業のマクロミルが、全国20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員の男女1000名に行った調査結果から、その傾向を紐解いていく。

2019年のゴールデンウィーク、約4割の人が10連休を取得!

 暦の上で10連休となる2019年のゴールデンウィーク。「今年のゴールデンウィークは最大で何連休取得できるか」を調べた結果、10連休となると答えた割合が実に43%と突出。昨年は暦通りだと最長4連休に留まったが、今年は例年以上に多くの人が10連休を取得することがデータからも明らかになった。

こうしてグラフ化すると、今年のGWにどれだけ多くの人が10連休を取得しているかがよくわかる。

連休の日数が増えても、半数は使うお金「変わらず」

 例年より連休が長期に及ぶということは、その分レジャーなどでの出費も増加するのではないだろうか。そこで「今年のゴールデンウィークに使うお金について、昨年と比べて変化がありそうか」を聞いてみると、金額の大小にかかわらず”増える予定”と回答した人は合計で約40%に上った。昨年の調査では”増える予定”と回答した人は約16%だったが、それに比べ24ポイントほど上昇している。

このグラフでもわかるように半分以上の人が「使うお金は昨年と同程度」と回答。

 しかし、その一方でおよそ51%が「昨年と同程度」と回答。連休の日数が増えても、半数の人々は財布の紐を緩めることがないようだ。

連休日数が増えても「過ごし方」に大きく変化なし。「旅行」の予定も増えず

 では、連休の過ごし方には昨年と今年でどう変化があるのだろうか。ゴールデンウィークの過ごし方のランキング上位の結果を去年と今年で比較してみた。

ゴールデンウィークの過ごし方のランキング。上のブルーが今年、下のグレーが昨年のアンケート結果だが、割合に大きな差は見られない。

 今年のゴールデンウィーク中の予定を聞いたところ、1位「買い物に行く」47%、2位「睡眠をたっぷりとる」46%、3位「テレビやDVDを観る」29%と、なんとも地味な結果に。昨年(2018年)と比較すると、1位と2位が僅差で入れ替わっているが、それ以外で順位やパーセンテージに大きな変化はなし。休日の数が増えても、連休の過ごし方は概ね昨年同様という結果となった。

 また、長期の休みになると増加が予想される旅行についても「国内旅行(泊まり)」は昨年の19%に対して今年は20%。グラフ中にはないが「海外旅行」は昨年2%に対して今年は3%と大きな変化はなかった。

 暦の上で10連休となる今年のゴールデンウィーク。実際に4割のビジネスパーソンが10連休を取得予定であることがわかった。とはいえ、休みが増えた分だけ出費を増やしたり、旅行の計画を立てたりする人が増えていないのは実に意外な結果だといえるだろう。

 春先からじわじわと家計を圧迫する日用品・食料品の値上げラッシュや、今秋に予定されている消費税の引き上げなど、先行きの見えない不安が日本全体を覆っているのだろうか。このゴールデンウィーク中は「平成」から「令和」への改元もあり、新しい元号を迎える。「平成」の30年間は、バブル崩壊を機に不景気が長引いたが、新元号「令和」を迎えるにあたり、明るい話題が増えることを願いたいものだ。


【調査主体】マクロミル
【調査方法】インターネットリサーチ
【調査対象】全国20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員(マクロミルモニタ会員)
【割付方法】総務省統計局『労働力調査』による年齢5歳階級別就業者数および就業率を元に、性別×年代で割付/合計1,000サンプル
【調査期間】2019年3月8日(金)~2019年3月11日(月)

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