2019年01月29日 14:20 掲載

ライフスタイル 自動でヒモを調整するスニーカーでバックトゥザフューチャー気分?! ナイキから発売。

株式会社ナイキジャパン(東京都港区)は2月17日に、自動でヒモを調整する機能を搭載したバスケットボールシューズ「ナイキ アダプトBB」を発売する。ナイキ アダプトBBとは、いったいどんなスニーカーなのだろう。

くるくら編集部 大槻 祐士

NikeAdaptBB|ナイキアダプトBB|サイドイメージ

「ナイキ アダプトBB」を横から見たイメージ。光っている2つのランプは、調整ボタンとなっている。

 ヒモを自動で調整するスニーカーと言えば、SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」に登場する主人公マーティが、タイムトラベルで訪れた2015年のシーンで履いていた「Nike Mag」を思い浮かべる人も多いだろう。ナイキは、そのNike Magをモデルとして開発を進め、自動で靴ヒモを調整するシステム「パワーレーシング」を搭載したスニーカー「ナイキ ハイパーアダプト1.0」を発表して注目を集めた。2016年の事である。今回、発売となる「ナイキアダプトBB」は、そのパワーレーシングを改良したバスケットボールシューズなのだという。

なぜバスケットボールシューズなの?

NikeAdaptBB|ナイキアダプトBB|着用したジェイソン・テイタイム選手

NBAチームの「ボストン・セルティックス」のジェイソン・テイタイム選手が着用している。

 ナイキによると、スポーツ選手それぞれの足に適したシューズを提供することはとても難しいという。そこで、同社の歴史を担ってきたともいえるバスケットボールシューズを最初のモデルとして採用した。

 バスケットボールの選手は、ゲーム中に足が約1サイズほど広がることもあるという。つまり最初は快適と感じていた締め付けが、ゲーム中にきついと感じてしまうことになる。そこで、素早くシューズの締め付けを変え、緩めたり、きつく締め直したりできるように、パワーレーシングを改良したのだという。

パワーレーシングの仕組み

NikeAdaptBB|ナイキアダプトBB|パワーレーシングの締め付け機構

「パワーレーシング」の要である締め付け調整機構の分解図。

 ナイキ アダプトBBの中に足を入れると、専用のモーターとギアが必要な圧力を感知し、ぴったりとしたフィット感を維持するために調整をしてくれるという。どんな動きをしている時にもしっかりフィットさせるため、標準的なパラシュートコードとほぼ同じ約14.4kgの強度を実現しているそうだ。

NikeAdaptBB|ナイキアダプトBB|スマートフォンアプリで調整可能

「ナイキ アダプトBB」は、専用スマートフォンアプリからもヒモの締め付けを調整できる。

 さらにナイキ アダプトBBは、スマートフォンの専用アプリでフィット感の調整することができるという。例えば、バスケットの試合中に、局面に合わせた締め付けに変更したり、タイムアウト時に緩めることも簡単にできるのだ。今後、異なる締め付け具合を保存、設定できる機能も追加される予定だ。

NBA選手が着用試験を実施

NikeAdaptBB|ナイキアダプトBB|着用テストをするジェイソン・テイタイム選手

ジェイソン・テイタイム選手が着用試験を実施している様子。

 同シューズは、衝撃テストはもちろん、厳しい気温状況への対応力を調べるテスト、何万回も動きを繰り返す耐久力のテストや、汗っかきの足を想定した防水性に関するテストなど、さまざまなテストを経ているという。さらに、NBAチームの「ボストン・セルティックス」に所属しているジェイソン・テイタイム選手を含むプロ選手による長時間の着用試験を実施。その耐久性と使用感は折り紙付きといえるだろう。

 ナイキ アダプトBBを着用したジェイソン選手は、「このシューズを初めて履くアスリートの一人となること、つまりナイキバスケットボールの未来を代表する選手の一人として選ばれたことにとても大きな意味を感じた。アプリを使えば、シューズを履いて、ボタンをタッチして色を変えたり、バッテリーの残量もチェックできる。とてもいい」とコメントした。

 同シューズは、2月17日の午前9時から、スマートフォン専用アプリ「Nike SNKRS」とナイキ原宿にて販売を開始する。価格は37,800円(税込)。