名作十選「なんちゃってエジソン」10番人気(2)
今だから明かせる撮影秘話と一緒にご紹介!
JAF Mate誌で4年間の連載を終えた「なんちゃってエジソン」。2016年も年の瀬に迫ったこの機に、司会者・ライター横内と調ベンジャー3人が全48話からザ・ベスト・オブ・「なんちゃってエジソン」10選を選んでみました。
各自が10点を満点として「なんちゃってエジソン」全作品に投票する形式。40点が満点です。
第11位(得点:30/40点)
信号青で発進まで、「1.5秒×台数」説は本当か?/2013年12月号
実は、同率で10位に滑り込んだ本作品。連載タイトルで「十選」とうたっておきながら、11作品を紹介する、という愚挙となってしまった。面目ありません。
車で信号待ちのとき、信号は青に変わってるのになかなか動き出さないなぁ、って感じること、ありますよね? やっと動き出した!と思ったら、停止線でちょうど赤になって渡れなかったり。全国あまたのドライバーの皆様の、あのイライラを解消するために、信号が青になってから、何台目が何秒後に発進するのか、というのを調査しようと思ったんですね。この小さなイライラは、集めたら元気玉のように巨大なパワーとなり、道路交通の大きなストレスとなって、間違いなく円滑な交通流の妨げになるであろう。そういうまじめな問題意識が我々の根っこにあります。
そのまじめな問題意識が、なぜかロケ現場に行くと、おちゃらけた格好の調査隊になってしまいました。格好はおちゃらけているけど、本人たちは大真面目。二人一組で、一方は道路の車列を凝視し、動き始めの判定を合図する。もう一方は、その合図に応じてラップタイムを記録していく。一人でできないこともないですが、車列から目が離せませんので、きちんとラップタイムのボタンが押せているかどうかが確認できない。だから、一番確実なのは、この方法なんです。
↓動画「この方法」
【信号青で発進まで、「1.5秒×台数」説は本当か?/2013年12月号(動画】>
こんな方法ではありましたが、ここで記録したデータ、本当に意味の分からないものだったのですが、渋滞学で有名な東大の西成先生が、一つの法則を導き出してくれたのでした。やっぱり学問って大切ですね。
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