【フリフリ人生相談】会社から徒歩5分の部屋

由佳理

チャージする

帰宅しているのに
仕事を手伝えっていうのは、
残業ですよね。
そういうふうに考えると答えはカンタン。

お金を請求しましょう。
残業代はもちろん、
「レンジ1回50円」
「宿泊3000円」とか。
ご飯とかお酒とかおつまみ出したら即チャージ。
「ご飯代1000円」「お酒とおつまみ2000円」とか。

ダメかな？

６人っていう小さな会社でみんな仲がいいんだったら、
逆に「金を払えばいいんだろ」って開き直られちゃって、
会社から５分の「宿泊つき居酒屋」扱いになっちゃいますかね。

そのうち、
「もう1000円払うからもっといい酒出せ」とか、
「今度はお前、寿司握れ」とか、
めちゃくちゃになっちゃうかなぁ。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

ひとり暮らしをやめる

早急に解決するなら、
トカゲとかワニとか飼うのはどうですか。
それも部屋のなかで放し飼い、みたいな。

ウソでもいいから、
「寝てると、ワニが腹に乗ってきて、
トカゲが首のあたりをちょろちょろして、かわいいんですよぉ」
なんて話を展開しておくとか。

「でっかいヘビが」
「野生のトラが」
「風呂にはピラニアが」
って、いろいろ飼ってみる。
「職場から5分なんで、世話がラクっす」
とか言っておけばいいんじゃないですかね。

と、冗談みたいな話はさておき、
私がまじめに提案したいのは、
彼女をつくる、ですかね。

「うちの彼女が、勘弁してくれって泣くんですよ」
ってことにすれば、
誰もレンジを借りにきたり泊まりにきたりしませんよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

真正面から受け止める

会社から5分のところに住めば、
とーぜん、そうなるわな、と、まず思う。
そんなところに住んでおいて、
「仕事、手伝え」「レンジ貸せ」「泊まりにいくぞ」
っていう同僚、先輩、上司のリクエストを断るなんて、
ムシがよすぎるってものではないか。

いやなら引っ越せって話になるのだが、
私が提案したいのは、
そうやって自宅にやってくるものを拒むのではなく、
全力で受け止めてみてはどうか、ってことだ。

みんな社員なんだから、
仕事の話はもちろん、
人生を語り、夢を語り、
相手を探り、自分をさらけ出す。
学生寮みたいなノリだ。
ぜったいいい仕事ができるようになるし、
なにより、
その貴重な体験は、これからの人生の役に立つと思うぞ。

他の人のアドバイスも聞きたい

ライター・松尾の右往左往

みんな、実にまじめに考えてくれたんです。
それは、ここでしっかりと述べておきたいと思います。

チャージしちゃう。
彼女をつくる。
ドンと受け入れてみる。

これ、すべての作戦をやってしまうと、
展開しだいでは、
「お前の彼女かわいいから、行っていい？」
「彼女にコスプレさせてみてよ」
「お金は払うからさ」
なんてことになり、
あげくの果てに、
メイド喫茶だかガールズバーだか、
それでも意外に儲かっちゃって、
「いやぁ、やめられないっす」
なんていう相談者の想像すらできない盛りあがりを見せる、
なんてことになりませんように、気をつけてください。

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