トヨタが描く“次世代イマーシブ体験”とは? 横浜で体感する芸術「ザ・ムービアム ヨコハマ」が期間限定で開催!
トヨタグループは、没入型芸術体験を軸としたイマーシブ・ミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP(ザ・ムービアム ヨコハマ)」を、2025年12月20日から2026年3月31日までの期間限定で開催する。
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新感覚アートのオープニングを彩る、2本のプログラム
横浜に新たな文化の発信地「ザ・ムービアム ヨコハマ」が誕生する。
会場となるのは、山下ふ頭4号上屋。約1,800平方メートルという広大な空間を舞台に、音と映像がシンクロする「イマーシブアート(※観客が作品の中に入り込み、空間全体を体験する形のアート)」を展開する。鑑賞者は画家の視点を追体験し、感情や直感に直接訴えかける、そんな新感覚の芸術体験がここにある。
オープニングを飾るプログラムは2本立て。ひとつは、グスタフ・クリムトからエゴン・シーレへと連なる世紀末ウィーン芸術を描く「美の黄金時代」。生命、愛、死といった人間の本質的テーマを、音楽、色彩、動き、空間演出が融合した構成で再解釈。
黄金に彩られたクリムトの世界観と、その影に潜むシーレの緊張感ある表現主義が、交響曲のように響き合う。
グスタフ・クリムトの象徴的傑作「黄金時代」
「美の黄金時代」プログラムに登場するエゴン・シーレの作品たち
もうひとつは、音を通じて世界を旅する映像プロジェクト「LISTEN.」の新シリーズ、「ONE MOMENT」。10年かけて約26か国にわたって記録されてきた“未来へ残すべき音”を軸に、民族のリズムや歌、ダンスを通して文化が行き交う軌跡を描き出す。
そのほか、鏡面に囲まれたミラールームによるパーソナルな没入体験や、イマーシブ体験への期待を高めるシアターエントランス、トヨタのモビリティ「e-Palette」による会場までのアクセス演出など、体験全体がひとつの物語として設計されている点も見逃せない。
トヨタ「e-Palette」が、山下ふ頭バス待合所からザ・ムービアム ヨコハマまでの区間を運行する。
また、会期中はフランス出身の“光の振付師”マテオ・メッセルヴィによるイルミネーションが、毎日夕刻から深夜まで会場外観を彩る。港町・横浜の夜景と呼応する光の演出も、このミュージアム体験の一部だ。
オープニングに際し、トヨタグループの豊田章男氏は「未来の文化づくりで大切なのは、人をど真ん中に置くこと。MOVEには移動だけでなく、感動するという意味も込められている」と語る。
世界の文化を体感し、人の心を動かす“器”として、ザ・ムービアム ヨコハマは、横浜から新たな文化のかたちを発信していく。
詳細やチケット購入は、公式サイトにて確認しよう。
INFORMATION
THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP
開催期間:2025年12月20日(土)から2026年3月31日(火)まで
会場:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町279-9
https://global.toyota/info/themoveum/
動画=YouTubeチャンネル「【公式】THE MOVEUM YOKOHAMA」




