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公開日:2025.11.13

スズキが新型ミドルツアラーバイク「SV-7GX」を発表! 高評価SV650シリーズの「Vツインエンジン」継続で期待が高まる一台【EICMA 2025】

スズキSV-7 GX|Suzuki SV-7 GX

スズキは11月4〜9日にイタリア・ミラノで開催された二輪ショー「EICMA 2025(ミラノショー)」において、クロスオーバーモデルの新型「SV-7GX」を発表した。2026年より北米・欧州を中心に、各国で順次発売される予定だ。

スズキSV-7 GX|Suzuki SV-7 GX

文=細田 靖

写真=スズキ

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ストリートモデルのスポーツ性とアドベンチャーモデルの快適性を融合

新型「SV-7GX」は、その上位モデルであるスポーティなGSX-S1000GXのコンセプトやアグレッシブなデザインを踏襲しつつ、ストリートモデルのスポーツ性とアドベンチャーモデルの快適性を融合させたクロスオーバーモデル。

SV650シリーズで高い評価を得ているVツインエンジンを採用することで軽快な走行性能を確保しながらも、アップライトなライディングポジションやリヤキャリア、3段階に調整可能なウインドスクリーン付きハーフカウル、ナックルカバーなどを標準装備し、ツーリングでの快適性が追求されている。

さらに、道路状況やライダーの技量に合わせ、エンジンの出力特性を調整できるスズキドライブモードセレクター(SDMS)や、タイヤの空転を検知してエンジン出力を制御するトラクションコントロール、双方向クイックシフトなど、安心で快適なライディングをサポートする電子制御システム「S.I.R.S.(スズキ インテリジェント ライド システム)」を搭載しているのも見どころ。

スズキSV-7 GX|Suzuki SV-7 GX

スズキSV-7 GX|Suzuki SV-7 GX

剛性と柔軟性を兼ね備えた軽量なスチール製のトレリスフレームや、スリムでコンパクトなVツインエンジン、疲れにくく足つきの良いシートを組み合わせることで、長距離ツーリングでの快適性と普段の街乗りでの安心感を両立。また、明るさと広い配光を両立した小型プロジェクターライトや17.4Lの燃料タンクを装備し、利便性を高めている。

デザインはダイナミックなプロポーションで、スポーツバイクのような流麗でアグレッシブさを表現したスタイリングが目をひく。車体色はスズキのオンロードバイクのイメージカラー「ブルー」、スタンダードな「ブラック」、ベーシックかつファッション性を兼ね備えた「グレージュ」の3色を設定し、多様なニーズに応える。

発表に際して、スズキの鈴木俊宏社長は次のようにコメントしている。

「スズキは『By Your Side』をコーポレートスローガンとし、お客様の生活に寄り添うインフラモビリティを目指しています。
クロスオーバーモデルの新型『SV-7GX』は、街中での普段使いから休日のツーリングまで、そして若い世代の方からベテランのライダーまで、多くのライダーの頼れる相棒として、様々な用途で幅広いお客様に選んでいただける一台です。

今後も、二輪事業のさらなる成長を目指し、『By Your Side』でお客様のニーズに応え続けてまいります」

SPECIFICATIONS
スズキ SV-7 GX|Suzuki SV-7 GX
ボディサイズ:全長2115×全幅910×全高1295mm
ホイールベース:1445mm
最低地上高:135mm
シート高:795mm
車両重量:211kg
総排気量:645cc
エンジン:水冷4サイクルV型2気筒DOHC
最高出力:54kW(73ps)/8500rpm
最大トルク:64Nm(6.5kgf-m)/6800rpm
トランスミッション:6速MT
タンク容量:17.4L
燃費:23.8km/L(WMTC)
価格:未定
※諸元は欧州仕様

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