スバルの新世代BEV第3弾! 新型「アンチャーテッド」は何がスゴい?【新車ニュース】
スバルは7月18日、米ニューヨークで新型BEV「アンチャーテッド」を世界初公開した。米国では2026年初頭に発売される予定で、車両の詳細スペックや販売価格は追って公表される。
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一充電あたりの航続距離は最大約483km以上
SUBARUグローバルBEVのラインナップとして、「ソルテラ」「トレイルシーカー」に続く第3弾として発表された新型「アンチャーテッド」。コンパクトサイズながら、BEVならではの走行性能と、使い勝手や取り回しの良さといった実用性を兼ね備えた、多様なユーザーのライフスタイルに応えるSUVとして誕生した。
「アンチャーテッド(UNCHARTED)」という車名は、「地図に載っていない、未知の」を意味し、行ったことのない場所へも気軽に出かけ、自分の世界を広げてほしいという想いが込められている。

スバル・アンチャーテッド|Subaru Uncharted
エクステリアデザインは、クリーンでシームレスなフロントフェイスに、ハイコントラストで凝縮された力強いフォルムによって、先進性やスポーティさに、アクティブでタフなイメージを表現。既存のソルテラに対して全長を約170mm短くすることで、取り回しのよいボディサイズとしながらも、十分な荷室容量を確保した。ちなみに、ソルテラ(米国仕様)の全長は4735mmだから、アンチャーテッドの全長は4565mm程度になる。

スバル・アンチャーテッド|Subaru Uncharted
インテリアデザインは、インパネまわりの造形をすっきりとした横基調とし、開放的で居心地のよい空間を創出。アンチャーテッド専用のオレンジ色の加飾が施されているのも特徴のひとつだ。
搭載されるモーターはFWDモデルで221hp(224ps※)、AWDモデルで338hp(343ps※)を発揮。BEVならではのレスポンスよくトルクを発生させるモーター特性を活かした、リニアで伸びのある加速を演出する。また、スバルが培ってきた技術を活かしたサスペンションや電動パワーステアリングのセッティング、新たなAWD制御の採用により、ドライバーがより意のままに操ることができる走りを実現した。
※開発時における試算値

スバル・アンチャーテッド|Subaru Uncharted
リチウムイオンバッテリーの容量は74.7kWhで、FWDモデルでは約300マイル(約483km)以上(※)、AWDモデルでは約280マイル(約451km)以上(※)の航続距離を確保。また、急速充電の前にバッテリー本体の温度を調整するバッテリープレコンディショニングを採用し、バッテリーを充電に最適な温度とすることで、充電量10%から80%までの急速充電時間を約30分とした。さらに、ソルテラ改良モデルと新型トレイルシーカーに続き、充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard)が採用された。
※開発時における試算値