「インプレッサ WRX STi」のパトカー! こいつは速いぞ。栃木県警の「スーパーパトカー」は涙目の2代目中期型だった。
街中でよく見かけるパトカーは、トヨタ・クラウンをベースにした車両です。しかし中には、日産・フェアレディZやホンダ・NSXなどのハイスペックなスーパーカーをベースとしたレアな車種も存在します。今回は、2025年5月に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたイベント「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」に展示された、「スバル・インプレッサ WRX STi(GD型)」をベースとした「スーパーパトカー」をご紹介します。
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スバル・インプレッサWRX STiがパトカーに!
2025年5月4日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」が開催されました。タイトルの通り、働くクルマが多数展示され、間近で見学・写真撮影・乗車体験などができるイベントです。
同イベントにおいて、栃木県警が所有する「スバル・インプレッサ WRX STi」のパトカーが展示されました。
今回展示されたインプレッサパトカーは、世界ラリー選手権(WRC)での勝利を目指して開発された2代目インプレッサ WRX STi(GD型)のなかでも、「涙目」と呼ばれる中期型をベースとしています。
その機動力は折り紙付きで、最高出力280馬力を発揮する2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。スバルの代名詞とも言える「シンメトリカルAWD(フルタイムAWD)」が組み合わされています。
インプレッサ WRX STiの特徴である、ゴールドのホイールやボンネットのエアインテーク、大型のリアスポイラーなどはそのままに、パトカー特有の白黒のカラーリングやルーフ上に装備された赤色灯、無線装置などで架装。フロントグリルとリアには、ピンク色の「STi」のバッジも残されています。
その迫力に来場者も興奮?

モビリティリゾートもてぎに展示された「インプレッサ WRX STi」パトカー。
イベントを盛り上げたインプレッサパトカーですが、その役割は主に、今回のようなイベントに参加して、交通安全の啓発活動に活用されるほか、実際に栃木県内の警察活動で使用されているそうです。
来場者からは、「ボンネットの穴(エアインテーク)の迫力がすごい」「最近のパトカーに比べてコンパクトだけど、その分速そう」という声が挙がっていました。
イベント当日は、栃木県警が所有している「ホンダ・NSX」や「日産・GT-R」、「フェアレディZ」をベースとした「スーパーパトカー」も展示され、多くの来場者の視線を集めていました。
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