豪華すぎる「レクサスLC500」のパトカーが登場! 栃木県警の「スーパーパトカー」は県民から寄贈されたものだった?
街中でよく見かけるパトカーは、トヨタ・クラウンをベースにした車両です。しかし中には、日産・フェアレディZやホンダ・NSXなどのハイスペックなスーパーカーをベースとしたレアな車種も存在します。今回は、2025年5月に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたイベント「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」に展示された、「レクサスLC500」をベースとした「スーパーパトカー」をご紹介します。
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レクサスLC500がパトカーに!
2025年5月4日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」が開催されました。タイトルの通り、働くクルマが多数展示され、間近で見学・写真撮影・乗車体験などができるイベントです。
同イベントにおいて、栃木県警が所有する「レクサスLC500」のパトカーが展示されました。
今回展示されたレクサスパトカーは、2017年に登場したレクサス初となるFセグメントの2ドアクーペ「LC500」のガソリンエンジンモデルをベースにしています。パワートレインは、最高出力477psを発揮する5リッターV型8気筒直噴DOHCエンジンが搭載。トランスミッションは10速AT、駆動方式は2WD(FR)が採用されています。
レクサスLC500の特徴である、巨大なスピンドルグリルをはじめ、高級感溢れる流麗なボディ形状はそのままに、パトカー特有の白黒のカラーリングやルーフ上に装備された赤色灯、無線装置などで架装されています。この架装を含めた価格はなんと1740万円にもおよびます。
会社役員の男性から寄贈されたLC500!

モビリティリゾートもてぎに展示された「レクサスLC500」パトカー。希望ナンバープレートが「110」になっているところもポイント。
このレクサスパトカーは、2020年9月に栃木県内の会社役員の男性より栃木県警に寄贈されたもので、現在では、一般道を主に管轄する交通機動隊に配備されています。その役割は主に、今回のようなイベントに参加して、交通安全の啓発活動に活用されるほか、実際に栃木県内のスピード違反の抑止や交通取り締まりに活用されているそうです。
来場者からは「高級感のあるパトカーで乗ってみたい!」「写真撮りたい!」などといった反響がありました。
またイベント当日は、栃木県警が所有している「ホンダ・NSX」や「日産・GT-R」、「フェアレディZ」をベースとした「スーパーパトカー」と一緒にパレードランや展示が行われ、多くの来場者の視線を集めていました。
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