はじめよう、クルマのある暮らし。

Lifestyle

最終更新日:2025.06.16 公開日:2025.06.12

生活ってアートだ! 三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>

もう少し気軽にクルマのある暮らしを楽しんでみない? Instagramを中心に活動し、クルマ好きの間で人気を集める若手クリエイター集団『CAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)』による連載コラム。第5回は世田谷区エリアでのシティガイドをご紹介。

文と写真=CAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)

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前書き

「クルマの普段使い」をテーマの一つとして活動している僕たちCAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)が、クルマに乗って街を行く「シティガイド」を行うこの連載。第5回は、世田谷区にある「生活工房」へ。

日常なようで、非日常な、素敵なスポットにお邪魔しました。

三軒茶屋にこんな場所が?

世田谷通りと246号線がぶつかる付近。東急田園都市線と東急世田谷線の駅がある三軒茶屋は、いい感じの飲み屋、おしゃれなカフェ、ちょっとディープな個人店まで、様々なカルチャーが入り混じる街。人やお店が多い分、いつもたくさんの人で賑わっている。世田谷通り沿いにはパーキングメーターも結構あったりして、気軽にクルマでも行けてしまうのが嬉しい。

でも実際どんな街なのか、具体的に何があるのかは詳しくは知らなかった僕ら。今回お邪魔した「生活工房」さんもそのうちの一つ。訪ねてみると、文化的で刺激的な場所だった。

生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>
生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>

生活デザインに触れられる、ふと立ち寄れる場所

三軒茶屋の三角地帯と呼ばれる、ディープな路地街から世田谷通りを挟んで向かいに位置する「キャロットタワー」は、商業施設やオフィスからなる26階建ての複合ビル。みんなが知っているチェーン店から行政の施設なんかも入っていて、日々様々な人が利用している。

今回紹介する「生活工房」はキャロットタワーの3-5階に位置している。

地下にある駐車場にクルマを停め、エレベーターで1階へ。エントランスからはエスカレーターで向かったのだけれど、建物全体に大きな吹き抜けや開口があって、どこも気持ちのいい光が溢れている。

エスカレーターで3階まで上がると、目の前に現れるギャラリースペースが「生活工房」だ。生活工房は「暮らし」と「デザイン」の交流拠点として、展覧会やワークショップ、セミナーなどを開催している施設。4-5階にはセミナーやワークショップができる施設があって、区民であれば必要な登録を済ませるだけで借りることができるみたい。

展示やセミナーと聞くと、少し難しく感じる気がするけれど、実際に立ち寄ってみるとそれが案外楽しい。

通路に大きく面したギャラリースペースは、年に4回ほど企画展示を行なっていて、ふらりと立ち寄るだけでも楽しめる。何より、暮らしに根付いた複合ビルの中にあることで、いい意味で何の気なしで触れることができるのが大きな魅力。

生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>
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意外と知らない「世田谷」を学べる

「生活工房」で行われる展示のテーマは幅広い。

僕らがお邪魔したときは「PART OF THE ANIMAL 動物と人間のあいだ」というタイトルで、動物にまつわる展示が行われていた。この展示の次は「ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。」というタイトルで”ヘアカラー”に注目した展示が行われるらしい。(2025.04.29~8.11)

そんな広いテーマで企画展示が行われている生活工房なのだけれど、共通しているのが「暮らしに関連している」ことと「世田谷区と接点を持たせている」こと。

今回の動物の展示では、様々な作家さんの作品が並ぶのと同時に、昔世田谷の土地がどんな生き物と縁があったのか、どんな言い伝えがあったのかなどが紹介されている。

自分に馴染みのある地域のことは自然と興味が湧いてくるし、知ることができると愛着が湧いてくる。

次のヘアカラーをテーマにした展示も、ヘアサロン激戦区の三軒茶屋エリアならではの企画。

三軒茶屋に立ち寄ることで、世田谷の色々を学べるきっかけになるとは!

生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>
生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>

もう一つの楽しみ

見応え充分の展示を一通り楽しませていただいた後は、生活工房の方がおすすめするキャロットタワーの展望台へ。下から見ると分からなかったけど、キャロットタワーは最上階がレストランと無料の展望台になっているらしい。

早速展望台専用のエレベーターに乗って上階へ。あっという間に26階に到着。展望台からは三軒茶屋から東京の景色が一望できる。三軒茶屋にこんなスポットがあったとは……。

展望台から景色を眺めていると、あの森はなんだろう、あのビルは何駅かな、なんて色々なことが気になってくる。生活工房で伺った世田谷の姿にも思いを馳せながら、まさにここでしか見られない景色を楽しむことができる。

生活工房は暮らしまつわる様々なことから、世田谷区のことをより知りたくなる、魅力的なスポットでした!

生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>
生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>
生活ってアートなんだ。三軒茶屋のギャラリーで暮らしのヒントを見つける。世田谷区エリアをシティガイド【生活工房編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第5回>

みなさんもぜひ、愛車を使って自分らしいライフスタイルを探してみてください。それではまた次回も、『CCGとクルマでどうする?』をお楽しみに!

■今回のシティガイドマップ

INFORMATION
公益財団法人 せたがや文化財団 生活工房
住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー 3〜5F
Tel. 03-5432-1543
開館時間:午前9時~午後10時
休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館)・年末年始

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