トヨタが新しい「カローラ クロス」を発表! 一部改良でデザイン一新! GRスポーツ追加で走りも進化【新車ニュース】
トヨタはこのほど、カローラ クロスの一部改良を実施し、5月23日に発売した。税込車両価格は276万円〜389万5000円。
この記事をシェア
新カローラ クロスは精悍かつ都会的なデザインに
今回のカローラ クロスの一部改良では、エクステリアデザインが大幅に一新され、よりアーバンかつアクティブなイメージを高めている。
具体的には、バンパーやヘッドランプの意匠が刷新されたほか、ボディ同色グリルを採用。より都会的な上質感が演出されている。上級グレードの「Z」では、左右のヘッドランプを繋ぐLEDのセンターランプや、新デザインの18インチホイールも目新しい。
インテリアではシフトノブおよびシフトパネルのデザインがより上質感のあるデザインになり、使い勝手も向上した。
また、今回の一部改良を機に、パワートレインはハイブリッド仕様に一本化された。
E-Four仕様にトヨタ初の「SNOW EXTRA」モードを設定

トヨタ・カローラ クロス GRスポーツ|Toyota Corolla Cross GR SPORT
トヨタ初となる「SNOW EXTRA」モードが4WD(E-Four)車に設定されたこともニュースだ。
ドライブモードセレクトに新たに追加された「SNOW EXTRA」モードは、発進時、旋回時、スリップ時に稼働していたE-Fourをフルタイム化。雪上のあらゆる走行シーンで前後の駆動力を緻密に制御し、高い走行安定性を実現する。

トヨタ・カローラ クロス|シグナルロードプロジェクション
予防安全の面では一部グレードに「シグナルロードプロジェクション」を採用。これは、フロントウインカーと同期して路面へ矢印形状を描画。見通しの悪い交差点等において、歩行者等への早期車両認知へつなげる機能だ。照射はウインカーの動きに合わせて矢印が点滅する。
このほか、快適・安全に寄与する機能・装備も充実した。前席シートベンチレーションを「Z」に、コネクテッドナビに対応するディスプレイオーディオPlusを「Z」以上のグレードに標準装備。
アダプティブハイビームシステムを「Z」以上のグレードに、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)を「S」以上のグレードに、それぞれメーカーオプション設定されたのも新しい。
専用2.0Lハイブリッドを積んだ「GRスポーツ」

トヨタ・カローラ クロス GRスポーツ|Toyota Corolla Cross GR SPORT
今回、新たにスポーツグレード「GRスポーツ」が加わった(発売日は8月4日)。スタンダードモデルでは1.8Lハイブリッドとなるが、GRスポーツでは専用の2.0Lハイブリッドを搭載。より力強い動力性能が与えられた。エンジンのレスポンスを最大限に向上させる新たな「SPORT」モードを、国内で初搭載したのも見逃せない。
パワーユニットに合わせて、サスペンションは専用にチューニング。19インチのタイヤ&ホイールと合わせて、優れた操縦安定性を発揮する。
GRスポーツ専用の内外装として、エクステリアではフロントバンパーやアルミホイール、「GR」バッジ、そしてインテリアではスポーツシートなどが採用され、GRの名に相応しい機能に裏打ちされたスポーティな仕立てとなっている。
●トヨタ「カローラ クロス」モデルラインナップ
【1.8Lハイブリッド車】
・G:276万円(FF)/301万9000円(E-Four)
・S:298万円(FF)/323万9000円(E-Four)
・Z:343万円(FF)/368万9000円(E-Four)
【2.0Lハイブリッド車】
・GRスポーツ:389万5000円(E-Four)
※価格は消費税込み。GRスポーツの発売日は8月4日
SPECIFICATIONS
トヨタ・カローラ クロス|Toyota Corolla Cross
グレード:Z
ボディサイズ:全長4455×全幅1825×全高1620mm
ホイールベース:2640mm
車両重量:1400kg(FF)/1490kg(E-Four)
総排気量:1797cc
エンジン:直列4気筒
最高出力:72kW(98ps)/5200rpm
最大トルク:142Nm(14.5kgf-m)/3600rpm
モーター最高出力:70kW(95ps)
モーター最大トルク:185Nm(18.9kgf-m)
E-Four用リヤモーター最高出力:30kW(41ps)
E-Four用リヤモーター最大トルク:84Nm(8.6kgf-m)
トランスミッション:電気式無断変速機
駆動方式:FF/4WD(E-Four)
WLTCモード燃費:26.4km/L(FF)/24.6km/L(E-Four)